そして1社には落とされた。
面接において、大学生活において何をやってきたかを初っ端から聞かれた。
何もやっていなかったが、適当にアルバイト云々とか取り繕った。
ある会社では、「今までやってきたことでアピールしたいことがあれば書け」とか言われたが、入力必須となっていたことがある。
容姿で悩み続けたくらいだろうか。
マイケルムーアの卒論を書いているつながりで、資本主義の限界論が記されている書物をよく読んでいるくらいだ。
こんなものを話したら企業にとっては説明会で言うことを全否定されるような最悪な内容になる。
そんなものの一つに、経験を重視するイデオロギーが現代においてあるとか論じているものがあった。
まさに、大学生活でやったことを聞くというのはこういうことだろう。
どうやら産業構造の変化でコミュニケーション力や自律性を重視するようになってきた故だそうだ。
それが、労働組合などの結束を弱めて労働状況を悪化させていく。
正直、大学生活において何をやってきたかというと企業受けするようなものはない。
容姿のいい慶應生のマナカちゃんは相手が求める回答を楽しいキャンパスライフから紡ぎ出せるだろう。
しかし、容姿の醜い自分はただ整形を検討しては持病で頓挫したりと苦しいことしかなかった。
そして、それは企業にはウケないし、資本主義ではない世界でも自分の容姿は醜いだろう。
どうすればいいのか。
学生時代に勉強した資本主義について語ればいいじゃん。 それとも本当は勉強していないのかな? 醜いって言葉が言い訳に聞こえてきたにゃ~!
容姿本位制について語れよ
論文何本書いた?学会発表した?あればそれ書けばいいよ 既存の知識を習得したうえで仮説を立て、実験してその仮説を実証し、 論文書いて科学的に新しい発見を世界に公開するのが大...