驚きの白さになるという事で愛用。いつも買ってあるある。
普通の生活では服は大して汚れない。だから、本当は大量の洗剤を使わなくても汚れは落ちるのだと聞いた。
言われてみればそうかもしれない。僕は1日パソコンに向かって仕事をしてるだけだ。中学生のジャージみたいにドロドロに汚れたりはしない。 でも本当にそうなんだろうか。気になったので実際に試してみる事にした。 ※2007年3月に掲載された記事の写真画像を大きくして再掲載したものです。
あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。
1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。
前の記事:「本栖湖で千円札の聖地巡礼をしてきた」 人気記事:「 揚げ物に油をかけると、すっげーウマい」 > 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内 今回の設定はこちらになりまーす実験は以下の通りに設定した。
1.洗剤の量 3パターン
・洗剤標準(30g) ・洗剤半分(15g) ・水だけ。洗剤なし。 2.汚れの種類 6種類 ・醤油 ・ラー油(こないだ作ったやつ) ・ごま油 ・マヨネーズ ・ケチャップ ・アクリル絵の具 ・綿のふきんに汚れを付け、12時間放置した。 3.補足 ・水の量は46リットル(中)。 ・モードは全て普通。洗濯機の動きは同じ。 ・実際の洗濯に似せるため普通の洗濯物も一緒に洗う。 ・洗濯機は12年物の普通の全自動洗濯機。超音波とかイオンとかは出ない。 以上の条件で洗って汚れの落ち方を比較してみようと思う。
なんか悪い事をしているような気分になる。
すっかり汚れがついた。良い匂いがする。
汚れ、初期状態汚れを付けて12時間後。染みになった。さぁ、どの程度落ちるのだろうか。
洗剤無しはちょっと心配上で実験の条件は決めたが、流石に洗剤なしでは油汚れの落ちが悪い気がする。心配だ。そこで、洗剤無しの場合は小細工をしたバージョンもやる事にした。つまり全部で4パターンになる。
1.洗剤の量 4パターン
・洗剤標準(30g) ・洗剤半分(15g) ・水だけ。洗剤なし。 ・洗剤なし(小細工バージョン) New!! ネットを色々検索したら洗剤なしの洗濯について色々な情報が見つかった。なんでも、重曹とかクエン酸が洗剤の代わりになるのらしい。なるほど、アルカリとか酸で汚れを分解しようという事か。
ちょうど飲み物用に買ったクエン酸が余っている。よし、クエン酸を入れて洗濯してみよう。 クエン酸。たまに水とか酒に混ぜて飲んでいる。美味い。
更にネットで調べていると、洗剤無しでも汚れが落ちるという、ランドリークリーンリング(略称LCR)という商品が見つかった。
量子力学的な効果で波動エネルギーを起こし、水道水を組織水という状態にして汚れを落とすのだという。波動エネルギーって宇宙戦艦ヤマトと関係あるのだろうか。ひょっとして、コスモクリーナーの仲間だろうか。 突っ込みどころがありすぎて困った。アメリカでは詐欺商品として訴訟を起こされたという話もあった。しかもこれが1万円ちかくするのだ。これはちょっと試せない。高いしあまりに眉唾だ。 ただ、洗濯機のなかに何か入れて洗うというアイディアは良いかもしれない。水流に乗って洗濯物にぶつかり、その衝撃で汚れが落ちるというのはありそうな話だ。 そこで、クエン酸と共に120mlのペットボトル3つに水を入れて洗濯機に放り込む事にした。洗剤無しでどこまで汚れが落ちるか。挑戦だ。 ゴミ箱から拾ってきた。洗ったよ。水を入れて洗濯機の中で上手く動くように沈める。
早速洗っていこう計量スプーン1杯分の洗剤をサラサラと入れる。45分後に洗濯が終わって、洗濯物の奥からふきんを取り出す。
次は半分の15g。次は洗剤なし。次々に洗濯機を廻した。運動部のマネージャーってこんな事を毎日やってたのだろうか。憧れの先輩とかいなければバカらしくて続けられないんじゃないだろうか。 「先輩!このタオル、使って下さい!!洗っておきました!」 「お、マネージャー。サンキュ。良い匂いだな、なにこれ。」 「先輩のだけ、ちょっと違う洗剤を使ってるんです!」 「そっか、いつもありがとな。今度の試合、お前のために頑張るから。」 「え、そんなー。また冗談ばっかり。やだなー、もう。」 「オレは本気だよ。絶対にお前を甲子園に連れて行くから。そして、優勝してみせるからな。見ていてくれよ。」 「松本先輩!わたし、一生懸命応援します!!これからも、頑張ってタオルを洗います!ユニフォームもどんどん汚してきて下さい!そして、いつか、わたしも先輩の色に・・・・!」 なんて、甲子園とは無縁だけど妄想は進む。病気か、僕は。 現実に帰ろう。ただいま。 箱には、洗剤の標準使用量が書かれています。
ザーッっと洗剤をいれてスイッチオン。
結果を比べるよ!3時間半掛かって洗濯が4回終わった。4種類の洗濯方法で、6種類の汚れの落ちを比べていきましょう。なんていうか、判定方法が僕の主観という点についてはご容赦いただきたい。
評価方法はともかく、洗い上がったふきんは驚くべき状態になっていた。
1
2
|
|
▲デイリーポータルZトップへ |