本ページでは、アフィリエイト記事の書き方について一通りご案内いたします。
記事作成の考え方、テクニックをご紹介します。
目次
どのような記事を目指すべきか
まずはじめに、どのような記事を書いていくべきかお伝えします。
- 訪問者にとって役に立つ記事
- 最後まで読んでもらえる記事
- かゆいところに手が届く記事
訪問者にとって役に立つ情報が書かれた記事
「訪問者にとって役に立つ記事」を書くことが基本になります。
役に立つ記事とは、たとえば人の悩み・問題を解決する記事、難しい物ごとを初心者でも分かるように書かれた記事のことを指します。
これはアフィリエイトサイトに限らず、訪問者がウェブサイトを閲覧する理由は役に立つ情報を得ることだからです。価値がある記事は「集客」に繋がり、そこから収益を生むことになります。
最後まで読んでもらえる記事
記事作成をする際、最後まで読んでもらえる記事を目指します。
最後まで読んでもらうことで、関連記事にも目を通していただきやすくなりますし、それは結果的にアフィリエイト収入に繋がります。
また、最後まで読むということは、訪問者は一定時間その記事内に滞在することになります。Googleは、滞在時間が長い記事を評価する傾向にありますので、検索エンジンでの上位表示にもプラスの影響があります。
最後まで読んでもらうには、「記事構成」と「読みやすさ」が重要になります。
かゆいところに手が届く記事
ウェブサイトを読んでいると、疑問がわくことってないでしょうか。普通あります。
そこで、その疑問に丁寧に答えている記事は、訪問者の満足度が高いですよね。かゆいところに手が届く記事です。
例えば、多くの人がつまづくポイントであれば、そこで分かりやすく解説を入れたり、話が少し脱線するようであれば、サイト内の別記事に内部リンクを張っておきます。
記事を書く際には、記事を読んだ訪問者が何を思うか丁寧に想像しながら書きましょう。
- 訪問者が抱えている悩み・疑問は何か
- どういう答えを求めているのか
- 何を重視しているのか
- 他に知りたいことはないか。
このようなことを想像して丁寧にコンテンツを作りましょう。
記事構成
一般的に文章は、「起承転結」という構成で書きましょうと言われています。しかし、アフィリエイトサイトには必ずしも当てはまりません。
僕がこれまで経験してきて、一番売れるアフィリエイト記事構成は、以下の通りです。
- リード
- 結論
- 補足
- まとめ
この書き方は、今後Googleが長文コンテンツの評価を下げていく際にも影響が出ない書き方だと思っています。(長文SEOについては、ページ後半を参照)
すべての記事がこの流れで書けるわけではありませんが、こういう書き方もあるということです。
リード
本文の書き始めの文章です。
記事タイトル直下に来る文章です。
ここでは、これから何について書くかを短く述べてください。また記事を読むメリットについて書きましょう。1行でかまいません。長くなったとしても、300文字程度におさえましょう。
このリードで大事なことは、次の「結論」に早く繋ぐことです。
結論
1つ目の見出しで結論を書きます。
見出し文章内に、結論を書いてください。
1つ目の見出し本文では、訪問者が入力した検索キーワードに対する答えを書きます。これにより、訪問者は一定の満足感を得ます。
この結論で大事なことは、アフィリエイトリンクを入れて踏んでもらうことです。ボタンにして目立つようにしてアフィリエイトリンクを踏んでもらいましょう。
補足
次は、補足情報を入れていきます。
すでに訪問者に対して答えは提供したので、記事は一定の役割を終えました。
補足では、さらに深く知りたい人に対して、結論に対して肉付けしていくイメージで記事を書いていきます。
例.補足情報
・なぜ、そういう結論に至ったのか(経緯、根拠、自分の考えを述べる)
・訪問者が感じている別の疑問を拾って説明する
まとめ
結論をもう一度、書いてください。
ここも300文字程度で十分です。なるべき箇条書きを利用して訪問者の頭をスッキリさせてあげましょう。
続けて読んで欲しい関連記事があればリンクを張りましょう。
記事数・文字数
アフィリエイトで収入を得るために必要な記事数・文字数には、「目安」があります。あくまで目安ですので、品質、取り組み方によって必要となる分量は変動します。
以下の記事で詳しくご説明しますので、ご覧ください。
読みやすさ
記事を最後まで読んでもらうには「読みやすさ」は、大切にしなければなりません。
- 誤字・脱字を取り除く
- シンプルな文章構成
- 適度なボリューム(無意味に長すぎない)
- 情報の強弱を付ける(色、大きさの装飾)
- 飽きない工夫
- 視覚的に伝える(画像・動画)
誤字・脱字を取り除く
文章を書いたら必ず自分ではじめから終わりまで読みましょう。誤字・脱字がないかをチェックしましょう。
その際、分かりづらい表現も直しましょう。読みづらさは、読むことを辞める大きな理由になります。
シンプルな文章構成
1記事で伝えたいことは、1つに絞りましょう。それだけでシンプルな文章構成になります。
伝えたいこと1つに対して、「肉付け」をしていくイメージで記事を作成していきます。これによってボリュームが増えてしまうことはOKです。
NGケースとして伝えたいことが複数ある場合です。話が複数必要になるし、ところどころ話が混ざってくるとまず理解してもらえません。
もし伝えたいことが複数ある場合は、記事を分けて書きましょう。
適度なボリューム(無意味に長すぎない)
訪問者は、時間がたっぷりある状態であなたのサイトを読んでいるわけではありません。どちらかというと、大半の人は急いでいると思って記事を書いたほうがいいですね。
だから無意味に長い長文記事は敬遠されます。適度なボリュームにしましょう。とはいえ、最低でも2,000文字というラインは崩さないことをおすすめします。
少しSEOの話をしますと、長文SEOといって、Googleは長文で書かれた記事を評価する傾向にあります。
例えばある商品について書かれた記事があったとして、複数サイトが同じようなコンテンツを公開していたとします。この時、Googleはこれら類似コンテンツをどう評価するかというと情報量が多いサイトを評価しています。
推測の域を出ないですが、文字量が多い記事の方が、サイト滞在時間が長いですし、訪問者の小さな疑問にも答えられるでしょうから、これら要素が加点されていると思われます。
結局のところ、掲載順位は「相対評価」で決まります。何かしらの基準を設け、順位を付けなければいけません。そうなったときに文章が長い記事のほうが掲載順位が上にきやすいというのは事実です。
しかし、今後無意味な長文ページは評価を落とすことになると思われます。それは訪問者が求めていることが「簡単に答えにたどり着けること」であって長文ではないからです。つまり、長文を意識するのではなく、記事の品質を意識して書いていくことが大切になってきます。
情報の強弱を付ける(色、大きさの装飾)
情報には、必ず強弱をつけましょう。
- 適切な見出し・小見出しを付ける
- 強調したい文章内の文字色を変更
- 強調したい文章の文字サイズをあげる
- 強調したい文章に下線を引く
- 大事な文章を線で囲う
といった方法が一般的です。
2,000文字も文章を書いたら普通は読みづらいです。原稿用紙5枚分ですからね。
上記の工夫をして、情報に強弱をつけて読みやすい文章を作成していきましょう。
飽きない工夫
文章を読んでいると普通は飽きます。
特にアフィリエイトサイトは、面白おかしく笑ってしまうコンテンツということはあまりないでしょうから、普通は読んでいて飽きてしまうのです。
そこで、適度に「画像」を入れることをおすすめします。コンテンツにマッチした画像であれば、内容理解を促すことにも繋がるので一石二鳥ですね。
1記事で2,000文字程度あったとしたら見出しが3~5個程度にはなると思いますので、それぞれに画像を入れていく感じです。
視覚的に伝える(画像・動画)
上記の「飽きない工夫」で画像を使いましょうということをお伝えしましたが、画像以外にも動画で情報を伝えるという手段もあります。
例えば、商品レビュー記事などでは、YouTubeに動画をアップして伝えることは情報量が多く効果的です。
とはいえ、動画を使う場合であっても、必ず文字に起こして記事を書きましょう。文字を書かないことには、検索エンジンからの集客ができないからです。
ライバルに負けない記事の書き方
こちらの動画でご紹介しています。
ライバルに負けない記事の書き方は、狙うキーワードで検索して検索トップ10に入っている記事を一通りみて、これらの記事に負けないコンテンツを作ることです。
極端に言うとこれだけなのですが、では僕がどのようにしてやっているかお伝えします
ライバルリサーチ手順
- 狙うキーワードを使って、Google検索
- トップ10入りの記事を一通り読む(流し読み程度でOK)
- 何について書かれているか箇条書きで洗い出す(ライバル記事の大見出し)
- 画像、箇条書きを使うなどして、分かりやすく書かれているかチェック
次ぎに自分がどんな記事を書くか考えます。
これから書く記事の検討
- 訪問者が求めている情報に漏れはないか
- ライバルサイトと同じ内容で"濃く"書くか、別の切り口を探して書くか決める
- ライバルサイトより分かりやすくかけないか考える
訪問者が求めている情報に漏れはないか
訪問者が求めている情報が、ライバルサイトにあるとは限りません。
訪問者が何を求めているかを考え、ライバルサイトにない情報がないのか考えます。あれば入れます。
ライバルサイトと同じ内容で"濃く"書くか、別の切り口を探して書くか決める
ライバルサイトの内容が、似たり寄ったりの場合、同じ内容の記事を書いても訪問者にとって新しい価値(情報)を提供できません。
だからライバルサイトの記事と似た内容になってしまう場合は、さらに濃い情報を書くことを意識します。不足情報を補ったり、文章の分かりやすさで勝負します。
また、別の切り口で記事が書けそうであれば、積極的に切り口を変えて記事を書きます。
- ライバルサイトの内容と正反対のことを書く
- ライバルサイトがさらっと書いている薄い部分のコンテンツに特化して書く
ライバルサイトより分かりやすくかけないか
ライバルサイトの記事が分かりづらかったら、同じような内容でも分かりやすくするだけで新たな価値を提供できます。改行、箇条書き、図解、画像を入れて読みやすくする、情報の強弱を付けるなどです。
キーワードを狙って書く
記事作成の際は、必ずキーワードを狙って記事を書いていきます。キーワードを狙わないと、自分が意図した訪問者を誘導できませんし、また検索で上位に行くことができないからです。
以下の記事をご覧ください。
トップページ・成約ページ・集客ページにおける記事の書き方
僕は、各記事に役割を持たせることを意識して記事を書いています。それぞれの記事が役割を果たすことで、最大の成果を生み出せるようにするためです。
以下の記事を参考にしてください。
アクセスを集めるための記事タイトルの付け方
品質のよい記事を書いても、読まれなければその価値は人に伝わりません。そうなると、アフィリエイトで収入を得ることができません。
人は、「記事タイトル」を見て記事を読むか判断しています。ですから記事タイトルは重要です。
下記の記事を参考にしてください。
まとめ
アフィリエイトサイトにおける記事の書き方について、一通りご案内しました。
誰でもはじめから記事作成が上手にできるわけではありません。記事を書いていく中で成長していきます。
アフィリエイトでは通常、難しい言葉を使って書くことは求められていません。
分かりやすい言葉で、時にはたとえ話を交えながらでもいいので、訪問者に分かりやすく伝えることが大切です。
書き方のテクニックは学ぶべきですが、もっとも大切なことは「訪問者にとって役に立つ記事」を書くことです。
これ以上に大切なことはないので、初心者の方はまずはこの1点を意識するだけでもいいので、丁寧に記事を書いていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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