宮城県女川町・竹浦
女川の海で、行方不明の娘さんを捜し続けるご夫婦がいます。 お父様は「娘を探し出したい」と震災後に潜水士の資格を取り、毎週のように潜っています。 お母様はその度に娘のためにとお弁当を作っていらっしゃいます。 ご夫婦の今の思い、ぜひ聞いて下さい。
リポート：　中山準之助(仙台局)

宮城県仙台市・荒浜
かつて仙台市民が海水浴に訪れていた荒浜。 津波の被害を受け、今周辺は人が住むことができません。 近くにある荒浜小学校は、震災遺構として一般公開され、震災の教訓や荒浜地区の記憶を伝えています。 3月11日、荒浜に集まる人々の思いや追悼集会の様子を中継でお伝えします。
リポート：　橋詰彩季(山形局)

岩手県宮古市・宮古港
岩手県宮古市の宮古港。この近くには魚市場があります。 津波で被害を受けましたが、１か月後には業務を再開しました。 周辺には水産加工会社があり、その中に、地元の海産物を世界に売り込む会社があります。 三陸の海の恵みを世界に伝えたい、その思いをスタジオでじっくり聞きます。
リポート：　児林大介(盛岡局)

岩手県宮古市・田老
津波防災の町として知られた宮古市田老。 震災前、高さ10ｍ全長２．４ｋｍの国内最大級の防潮堤がありました。 しかし、7年前の津波は防潮堤を乗り越え一部を破壊。１８１人が犠牲になりました。 そして今、その時の防潮堤よりもさらに高い巨大な防潮堤が建設されています。被災地の防潮堤の現状についてリポートします。
リポート：　勝呂恭佑(仙台局)

三陸の海産物を扱う
台湾の居酒屋
台北に、日本の居酒屋のような飲食店があります。 店では、いかそうめん、いかの塩辛、するめいかが人気。 台湾ではいかを生で食べる習慣がありませんが、取材の際も反応は上々でした。 そのいかのつまみは、岩手県宮古市の水産加工会社が提供したもの。震災に負けず、三陸の幸を海外へ売り込む企業の姿をお伝えします。
リポート：　児林大介(盛岡局)

震災への思いを短歌に詠む
中村ときさん
岩手県山田町の中村ときさん（98才）。 今は、去年ようやく高台に再建された自宅で家族と暮らしています。 昭和三陸地震、チリ地震、東日本大震災と、中村さんはこれまで３度の津波を経験しています。 その教訓や大切な人の行方が今もわからない胸の内などを短歌に詠んでいます。 短歌に込めた中村さんの思いをお伝えします。
リポート：　羽隅将一(盛岡局)