きいろいせいかつ

現場で会おうZ!!!!!

【闘病史】#5「有安杏果ショック」ののちに……

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はじめに

 読者諸賢、ご無沙汰しておるな。

 こんばんよう。

 息災でおったか? わたしは無事だ。

 所謂「有安ショック」「有安ロス」と共に、フェードアウトしかけていた本ブログ。
 強がったことを書いていても、正味、やりきれない気持ちは隠しきれず。

 

 TVショーをつけても、彼女の姿は未だ見ることが出来るが、その頻度も少しずつ減っていき、いよいよ彼女のスタートも、私たちの再スタートも準備が整ってきつつあるのではなかろうか。

 

 ご周知の方もおられると思うが、私には「映画館で最新映画が毎日1000エンで観られる魔法の手帳」を持っているくらいの病がある。

 小さな仕事や、こぢんまりとした家族もいるが、まず向き合うべきは「己」であることには間違いない。

 

 の彼女が社会へ飛び立ったのち、私の生活も様々に変わった。

「ももクロ」の見方も変化したように思う。

 ここでひとつずつ振り返ってみてみることにしよう。

 

「できたこと日記」が継続

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 昨年からやろうと思っていたことがある。

 それが「できたこと日記」

 毎年、そこそこいい値段のする手帳を購入しているのだが、一切手をつけず、空白のまま放置……という、悲劇を繰り返していた、たまいびび。

 

 しかし、「有安ショック」を乗り越えたわたしは飛翔する。

 脳の機能障害が強く、おそらく遂行機能に障害があるわたしは、直近の「予定」が立てられない。

 病の症状や副作用が前面に出てしまうため、予定を立てても実行できないということは「そもそも」ではあるが、立てようと思っても、手順がまったくわからない。

 それでは、「できたこと」を記録していって、これだけのことが「できた」という小さな達成感を積み重ねていくことはどうかと、医師と相談しながらトライしてきた。

 しっかりできるようになったのは、2月から。

 それまで、おおまかではあるが、「やったこと」「できたこと」を逐一記録している。

 とはいえ、わたしができることなど、社会の人々と比べれば、小学生の子どもよりも乏しいことだらけだ。

 

 テレビが見られる=◯

 ゲームができる=◯

 書き物(仕事)ができる=◎

 病院に行ける=◎

 外出できる=◎

 

 といった具合に、レベルの低いもの。

 しかしながら、わたしは当然のように、病人として臥床(寝ていること)していることが多い。

 だからこそ、なんでもよいのである。

 たとえ、子どものようなことでも、できればクリアなのである。

「ももクロのDVDが観られた」→「それについてブログの記事を書いた」

 なんてことは、正直にいえば、ものすごいことなのである。

 

 記録していて気がついたことは、

①小さくても達成感はある

②病気のリズムが把握できる

③書くことっていいよね

 これは、記録魔だった有安氏に倣って行なっている日々の日課である。

 これから徐々に、この手帳のクオリティが上がっていくことを願いたい。

 

◆9時〜22時 ももクロ 現場◆

 

 こんなことが書ける日が来ますよう……。

 

「ももクロ」は積極的に見なくなった

 やはりまだ「ももいろクローバーZは5人」だということを、にわかであるわたしですら感じてしまっているので、どこかで素直に直視できないのであろう。

 ももクロちゃんが頑張っている姿を自分から追い求めることはあまりしなくなった。

 

 モノノフ(仮)であるわたしがルーキーだったころ、大変お世話になったのは、緑推し、つまり有安氏を中心にももクロを語る人物が多かったのも記憶に新しく、その分、彼らのことを思うと残念でな気持ちは拭いきれない。

 

 twitterなどのSNSを除けば、見慣れぬアイコンが増え、そのような恩人たちが渋々なのか、真心なのか、推しを変え、それでも「ももクロ」を応援するぜという姿勢を垣間見るほどに、私の心は涙腺をくすぶられるほどに悲嘆し、感激すらしてしまうのである。

 ただ、「自動録画」等で入ってくる彼女たちの映像や、「ももクロChan」は唯一と言っていいほど地上波で観ている番組なくらい好きなので、そのあたりで、マイペースにももクロちゃんを応援している。

 円盤もマイペースに……。

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 当然のように「ぶらり高城れに」はこの世で最高の番組企画であることに異論はない。

※わたしは「玉ちゃん推し」です

 

書く、描く、かく‼︎‼︎!

 仕事は控えめにしてはいるが、とにかく「かく」ことがわたしを表すうえでの生きる目的、生き甲斐、生命線になっていると思われるため、ひたすら今冬も「かく」ことを楽しんだ。

「書く」方は、文章の質を上げたいこと、そして、物語を作っていくうえでの構成を学ぼうと思い、名作を「書きながら読む」ことを中心に。

『カラマーゾフの兄弟』『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』『グレート・ギャツビー』など、海外文学に触れることが多かった。

 読書という体験は、多く時間を割くべきだと考えさせられるほどに、楽しいものだ。

 

「描く」方は、ペンタブとえんぴつと、どちらを手にしても楽しかった。

(つまり、デジタルとアナログでの絵)

 イラストは喜んでくれる人が多く、嬉しくなってどんどん描きたくなってしまうのだが、手の震えはかなりひどくなるし(両手で描くこともしばしば)、なによりも脳の疲労の蓄積が半端ではないため、セーブしながら、気が向けばといった感じだ。

 

 あたたかくなれば、これらのアクティビティも、活発になると思われるが、心身の疲労にも注意しながら遂行していく。 

 ブログも、少しずつ、不定期更新でも、現場にたどり着くまでやめなければ、いいでしょ?

 

おわりに

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 一時は、twitterも辞め、ブログも完全閉鎖し、また一人の世界で生きていこうかとよぎったこともある。

 しかし、「ももクロ」を通じて交わった不思議な縁は、未だ途切れそうもない。

 何よりも、

 

「びびさんに会いたい」

 

 と言ってくれる人々がいることは、忘れられない。

 わたしは今日また、かぶりを振り、正気に戻ったつもりで、この記事を書いている。

 

 ももクロは10周年。

 わたしは、ももクロと出会って1年と9ヶ月。

 

 再び声を荒げ、謳おうぞ。

 

 現場で会おうZ!!!!!

 

 と……。

 

 待ってろよ、モノノフ、ももクロ……。

 

 たまいびび