バノン氏、仏右翼会合で「人種差別主義者の称号は名誉」

2018.03.11 Sun posted at 10:02 JST

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(CNN) トランプ米大統領の側近だったバノン前首席戦略官は10日、訪問先のフランスで右翼政党「国民戦線」の会合に出席し、「人種差別主義者と呼ばれることは名誉の印」などと発言した。

バノン氏は演説で聴衆に「皆さんを人差別主義者と呼ぶ人には呼ばせておきなさい。外国人嫌いと呼ぶ人、移民排斥主義者と呼ぶ人には呼ばせておきなさい。その称号を名誉の印として掲げればいい」と訴えた。

また、自身が世界各地を訪問して学んだのは「歴史は我々の味方」であり、「グローバリストは自由への答えを何一つ持っていない」ということだと述べた。

演説後の記者会見では、ホワイトハウスで最近、高官の辞任が相次いでいることについて質問を受け、トランプ氏が中間選挙に備えてグローバリストを排除し、経済ナショナリズムを前面に打ち出しているのは明らかだと指摘した。

バノン氏は2016年の大統領選でトランプ陣営の最高責任者を務め、新政権で首席戦略官・上級顧問のポストに就いたが、昨年8月に更迭された。

今年1月にはトランプ政権の内幕を暴露した新刊書籍「炎と怒り」の中でトランプ氏や長男トランプ・ジュニア氏を批判していた発言が引用され、トランプ氏の怒りを買った。

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