サンフィッシュ

ピグミー・サンフィッシュの飼い方 病気 繁殖  混泳 餌 寿命

ピグミー・サンフィッシュ

体長 3㎝/水温 20℃~28℃/PH 弱酸性/餌 ブラインシュリンプ、生餌/混泳 同じサイズの小型魚/分布 北アメリカ/水槽の大きさ 30㎝~/繁殖 普通/価格 1ペア 4000円~

特徴 

本種はサンフィッシュと呼ばれているが、日本でも良く知られたブルーギルやブラックバスのようなサンフィッシュ科の魚ではなくエラッソマ科のアメリカの湿地などに生息する小型魚。

オスは深い紺色の体色に銀色のスポットがあり、非常に美しく飼い込むことでその色味も上がってくる。

天然物は現地で捕獲が禁止されているので、ブリーダーが殖やしたものや、養殖された物が少し日本にも輸入される程度の希少な魚である。

ピグミーサンフィッシュ(エラッソマ)は数種類ほど存在しており本種はエヴァーグラディと呼ばれる種。

PH

弱酸性の新しめの水を好むが水質には特にうるさくなく、飼育も簡単である。ソイルや大磯砂を底に敷いておけば水質が安定しやすい。

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人工飼料には餌付きにくく、生き餌を好む。一番好きなエサはブラインシュリンプなどの小さな動く餌である。冷凍アカムシなどもよく食べてくれる。

ホバリングしながら、ゆっくりと食べるので、混泳水槽では餌を食べられずに餓死しやすい。

混泳

本種は非常に小さく、泳ぎ回るというよりもその場でホバリングしながらゆっくりと漂うように泳ぐ魚なので、テトラ系などの小型魚でも混泳にはあまり向かないかもしれないので同種同士での複数飼育か、あまり泳ぎ回らない超小型魚との混泳が望ましい

繁殖期に入ったオスは少々気の荒い部分があるので注意。

水槽の大きさ

本種は小さいので、小型水槽でも飼育可能。あまり大きな水槽に入れると生存確認ができなくなるので、小さな水槽で楽しむのがおススメ。

フィルター

市販のフィルターであれば何でもOKだが、水流が強いと流されてしまうので、排水を工夫するかエアリフト式の投げ込み式か底面フィルターなどが良いだろう。

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病気

本種は強い魚なので、特にかかりやすい病気などはない。水質悪化に注意し、水替えなどを怠らないようにしよう

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レイアウト

小型水槽に水草を植えて、そこで飼育すると本種の美しさがよく映えると思う。

隠れ家が多いと本種が安心して暮らせるが、私たちに姿を見せなくなるかもしれないので、シンプルな方が良いだろう

日常の管理

普通に飼育する分には特に気を付けることはない。混泳している場合は餌がキチンと行き届いているかチェックしよう。

水替えは1週間に1度、3分の1程度で十分。

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繁殖

本種の繁殖は非常に簡単で、本種のみを水草水槽で飼っていれば、いつの間にか稚魚が泳いでいるほど。

繁殖水槽には30㎝水槽を用意し、そこにスポンジフィルターを設置。

産卵床にはウィローモス、マツモ、リシアなどが良い。水槽の3分の1程度入れておくと良いだろう。

1ペアを入れておけば後は産卵するのを待つ。あまりいじらずに放っておく方が上手くいく。

本種の卵。卵は小さいがよく見れば発見することができる。卵は2日ほどでふ化するので、見つけ次第回収しよう。

ふ化した稚魚は非常に小さく、ふ化したての頃はまだ目ができていない。数日するとヨークサックも無くなり、黒い目が表われる。

ヨークサックがなくなると魚らしくなるので、エサを与える。餌はインフゾリアが良い

成長に合わせてブラインシュリンプに変えて行こう。

ピグミーサンフィッシュの繁殖について書かれたサイト

  ピグミーサンフィッシュの繁殖

餌を食べるピグミーサンフィッシュ。結構のろまな食べ方である。

ピグミーサンフィッシュの稚魚が写った動画。水草の陰に隠れながら懸命生きる姿がなんとも可愛らしい。

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