北朝鮮 プルトニウム生産を再開か
アメリカの北朝鮮研究機関は5日、北朝鮮が核爆弾の原料となるプルトニウムの生産を再開した可能性があるとする衛星写真を公表した。
アメリカの研究機関が公開したのは、北朝鮮・寧辺の核施設の衛星写真。先月17日と25日の2日間とも、黒鉛減速炉の電力設備から蒸気が上がっていることから、原子炉が稼働し、北朝鮮が核爆弾の原料となるプルトニウムの生産を再開した可能性があるとしている。
また、川の氷が溶けていることから、原子炉を冷やす冷却水が川に排出されたとみられると分析。ただ、放水の様子が写っていないため、監視の目をかいくぐる目的で冷却水を排出するパイプラインを川まで延長した可能性があるとしている。