挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 作者:鬼影スパナ

ドラゴンなクエスト

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
324/324

シキナの実家

 ダンジョンバトルが決まったとはいえ、ちょっと時間がある。
 というか、準備期間があと1カ月あるとか。どんなダンジョンにするかは、実際のダンジョンとコア本人を見てから考えるとして……

 とりあえず、一旦ワタル達と合流することにした。
 メイドさんから聞いたがワタルたちはシキナの実家、クッコロ伯爵の屋敷に行ったらしい……貴族街にあるので、城からは程々に近い。
 というわけで、ロクコと一緒に木製の箱馬車に乗ってクッコロ邸に向かった。徒歩で帰らせるわけにも行かないというわけで馬車はハクさんの手配だ。
 相当いいサスペンションが使われてるのか、ほぼ揺れない。さすが皇族御用達。

 しっかし……あのシキナの家族かぁ……はぁ。顔を合わせるなり隠語連発したりしないよな?
 娘さん(シキナ)を傷物? 状態にしてしまったので少し気が引けるが、会わないわけにもいかないだろう。一応時間の経過で治ると聞いてるし、状態を元に戻せる薬も用意してるから監督責任は果たしている。最悪その場でシキナに薬をぶっかければいいだろ。

 クッコロ邸に到着すると、庭に通された。
 そこではシキナとロップ、ニクとイチカがそれぞれ模擬戦形式の鍛錬をしており、ワタルとゴゾー、あとオールバックのおじさんエルフがそれを見ていた。いい服を着ているあたり、このおじさんエルフがダイン・クッコロ伯爵……シキナの父親だろう。
 俺達が近づくとワタルが気付いて、手を挙げて呼んできた。

「お疲れ様ですケーマさん。ハク様とのお茶会はどうでしたか?」
「ちょっとした頼み事をこなしたら、ロクコとの関係はハグまでは認めてくれるそうだ。で、ワタル。そちらの方は?」
「おっと。紹介しとかないとですね。こちら――」
「ダイン・クッコロだ。娘がお世話になっている、ケーマ殿。ロクコ殿」
「あ、はい。どうも」
「そうね、お世話してるわね」

 自己紹介をしつつ、ロクコの素直な言葉に苦笑するダイン氏。
 シキナが問題児だという点については共通認識が取れそうでなによりだ。いや、だからこそ面識のなかった俺なんかに預けようとか思ったのだろうけど。
 ちなみにウチの村にもダイン商会とかあるが、ウチの村の商人ダインはこのダイン氏にあやかって同じ名前を付けているらしい。平民なので苗字は無いが。

「あ、ケーマ師匠! お疲れ様であります!」
「おう。そのまま続けとけ」
「はいであります!」

 それにしても、ロップとシキナだとシキナの方が優勢な感じだった。
 地力は元々あったわけで、ただまっすぐでワンパターンだった弱点を克服すればそれだけでだいぶ強くなる。イチカも勝つのはそろそろ厳しいと言ってたっけか。

「そうそう、ハクさんの依頼を受ける都合で、俺達は【転移】で送ってもらうことになった。だからここでお別れってことになるな」
「なるほど、分かりました。まぁハク様ですからね」
「マジか。【転移】って数人がかりの儀式魔法だろ。ましてや、こっからゴレーヌ村までとなると……死人が出てもおかしくねぇぞ」

 え、【転移】ってそんな危険なの? というか下手したら死ぬの? 俺、ハクさんに【転移】覚えさせられる約束してるんだけど。……あんまり遠くには飛ばない方が良さそうだな。

「ま、まぁハクさん1人で送れるらしいからね。さすが白の女神様だよ」
「ほぉ、そいつぁすげえ。さすが白の女神様だ……って、いやいや、(おそ)れ多くねぇ? 白の女神様直々とかやべぇだろケーマ」
「逆に考えろ。ワタルの上司だ」
「なるほどそれなら……やっぱり畏れ多いんだが。むしろワタルまで神々しく見えてきたわ」
「そいつは重症だな。今日は早く寝た方が良い」

 と、そういえばツィーア家から借りた馬車はどうすればいいんだろうか。

「馬車はゴゾーさんたちにツィーアに乗って帰ってもらいましょう」

 と思ったら、丁度ワタルがそこを補足するように口をはさんでくれた。
 ん? ゴゾーたちに、ってワタルは別行動になるような言い方だな。

「あ、僕は別で仕事あるんで。別ルート通ってまた帝国を巡る予定なんですよ。ハク様からお仕事仰せつかってますんで」
「そうなのか。ハクさんの仕事も大変だなぁ」
「ケーマさんへの借金返済のためですからね? 本当ならもうとっくにワコークに行ってたところなのに……くっ」

 そう言えばそうだった。もう借金って半分くらい返されてたっけ? ……まぁ払い終わったらワタルの方から言うだろ。

「んじゃ馬車はゴゾーに頼むわ。帰りはゴゾーとロップ、シキナの3人になるのか。あと御者。……道中、案外ヤバかったよな。護衛雇った方が良いんじゃないか?」
「いや、ワタルが掃除したからな。大丈夫だろ…………でもまぁ、もしゴレーヌ村に来たいってやつがいたら一緒に行ってもいいよな、コーキーとかでちょっと声かけてみるわ」

 そういえば、ウゾームゾーって仕事したらウチの村に来るとか言ってたはずだけど、どうなったんだろう。結局まだ来てないってことは仕事中か、あるいはそこで……冒険者だもんな、何があってもおかしくないか。

 と、そこでダイン氏が。俺達を見ていたことに気付く。

「えーと、何か?」
「……白の女神様から直々に仕事を仰せつかっているとか、凄いなと思ってね」
「ははは、僕らはただの小間使いですよ。ダインさん」
「ワタル殿はそう言うがね、普通の貴族にとっては雲の上のお方だよ? 祭りの時にとっておきのワインを奉献(ほうけん)するくらいが関の山なのだよ。私なんかは戦争で手柄を立てて平民から貴族になった口だしね」

 祭りってなんだ、ハクさんにお酒を献上するお祭りでもあるのか?

「ところでケーマ殿は宿は決まってるのかい? ゴゾー殿たちは帝都にいる間はこの屋敷に滞在してもらう話になっているのだが、よければケーマ殿も色々話を聞かせてくれないか?」
「はぁ、まぁそれほど大した話はできないと思いますが……」
「なに、構わないよ。シキナの体について聞きたいくらいだから」

 あっ。これバレてるな、むしろ自分から積極的にバラした可能性すらあるわ。『ただいまー〇んこ生えたであります』とか言ってるレベルだわ。

「何、たった1年あれば治るのだろう? エルフは人間や獣人に比べて長生きだからそこは問題ないさ」
「……一応対策薬は用意できたので」
「さすがだね、ケーマ殿。ワタル殿の言う通り中々の人物であるようだ」

 よし。許された!

「だが、それはそれとしてな。嫁の貰い手という問題があるんだ」
「……そこは俺に関係ないところじゃないですかね?」
「分かっているとも。……あの子はどうも平民出の騎士が多い乱暴な環境で育ったものだから、多少……割と……かなり下品な一面があってね。しかもあまり自覚していないんだ。……そっち方面をもっと改善してくれると嫁に出しても安心なんだが、これからも頼めるかね?」
「娘さんの努力次第ということで……」

 あ、とりあえずあの言動は親譲りではないんだな。ちょっと安心した。
(商人のダインと区別してダイン氏と呼ぶことにしたようです)

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
― 感想を書く ―

1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項をご確認ください。

名前:

▼良い点
▼気になる点
▼一言
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 20814 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 21112 user
  • 最終掲載日:2018/03/10 00:00
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全868部分)
  • 19104 user
  • 最終掲載日:2018/03/06 10:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全271部分)
  • 20666 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全307部分)
  • 26449 user
  • 最終掲載日:2018/03/10 18:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全139部分)
  • 20396 user
  • 最終掲載日:2018/03/05 08:14
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全445部分)
  • 20483 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 01:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 24711 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 27914 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全395部分)
  • 20590 user
  • 最終掲載日:2018/03/05 12:00
10年ごしの引きニートを辞めて外出したら自宅ごと異世界に転移してた

【本編完結済み】※書籍化しました!10/25、オーバーラップ文庫様より最終巻となる⑤巻が発売されます!詳細は活動報告にて!  北条雄二、30才、無職、引きこもり//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全519部分)
  • 20359 user
  • 最終掲載日:2016/10/25 18:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 19214 user
  • 最終掲載日:2017/12/25 18:00
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

 目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界らしく、どころかゲームのように敵や自分の能力値を調べることができる//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全417部分)
  • 19310 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 11:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全513部分)
  • 18904 user
  • 最終掲載日:2018/03/08 18:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1666部分)
  • 19656 user
  • 最終掲載日:2018/03/10 18:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全220部分)
  • 24013 user
  • 最終掲載日:2018/03/09 22:18
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全194部分)
  • 19346 user
  • 最終掲載日:2018/02/24 21:00
用務員さんは勇者じゃありませんので

部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。 魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。 その際、得られるはずの力をと//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 19838 user
  • 最終掲載日:2018/01/01 00:48
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 26284 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全127部分)
  • 20402 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 03:49
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 19850 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 04:25
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全118部分)
  • 18686 user
  • 最終掲載日:2018/03/05 08:32
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 19045 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全407部分)
  • 27470 user
  • 最終掲載日:2018/03/05 23:12
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全569部分)
  • 28435 user
  • 最終掲載日:2018/03/04 23:02
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 23761 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 21856 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 21899 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07