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国内のリーファーはやたら波長に拘りますが海外で実績のあるライトを使えば後は出力の設定を行うだけ。JUNさんのブログで書かれていますが、特定の波長を浴びさせて色素反応で色揚がりさせる事とポリプ食化させて共肉を育てる事は別です。蛍光色が出てもポリプが咲かなければ単に嫌がって光を跳ね返しているに過ぎず年単位の飼育は難しいでしょう。

「このスポットLEDを付けた途端に色が揚がった♪」

ニョキニョキと育ちながら色揚がった結果が実績であり短期の結果は「気のせい」「たまたま」「その時だけ」「悪くなる前兆」も含まれます。

ただ波長信仰者の中には珊瑚飼育歴が長いベテランリーファーも含まれ水質管理が出来ている上に波長を良く研究されています。ライト開発者を上回るスキルもあると思われるので個人の波長論に対して神業的な例外もあると一言お付け致します。(私には波長と水質をダブルで拘り語れる様な高いIQは持っていません)


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PAR計と照度計の違いを検証して見ます。白チャンネルと青チャンネルの素子の内訳は下に記載します。(購入先データー)

では白チャンネルから試します。


チャンネル1 28個のLED

  • ホワイト3500K x 6
  • ナチュラルホワイト7500k x 6 
  • ホワイト12000k x 6
  • バイオレット420nm x 6
  • グリーン520nm x 2
  • レッド630nm x 1
  • スーパーレッド660nm x 1

チャンネル2は27個のLED

  • ロイヤルブルー450nm x 9
  • スカイブルー470nm x 6
  • シアン495nm x 6
  • UV 400nm x 6






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白チャンネル100%(青チャンネル0%)で水面付近の
光合成有効光量子(PPFD)は407μmolS-1m-2です。このLEDはウォームホワイトやナチュラルホワイトの素子が混ざるので黄ばんで見えます。



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照度計では41260luxでした。他の照度計を使っても数値はあまり変わりませんでした。(素子の位置で5000lux前後は変わります)


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次は青チャンネル100%(白チャンネル0%)で測って見ます。

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光合成有効光量子(PPFD)が400~700nmまでしか測れないので白チャンネルよりも低くなりましたが314μmolS-1m-2に。



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青チャンネルでの照度計では何と計測出来ず。つまり青チャンネルがメインの珊瑚水槽では照度計はあまり役に経たないかも。






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アクロバティックなレイアウトのせいで珊瑚の天辺が焼ける焼ける(。´Д⊂)ライトを35センチ上げて出力を青いチャンネル50%白チャンネルを30%をMAXに設定。これでどうだ?


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水面付近を測定。


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光合成有効光量子(PPFD)が463μmolS-1m-2。チョイ弱めですが大丈夫♪



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珊瑚が多い場所を測ると。

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光合成有効光量子(PPFD)が水中だと250μmolS-1m-2でギリギリ。T5で光が弱いと白ボケるのですがLEDで光が足りないと茶色になるというジレンマ。


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精密機械で光や水質を測定し問題がないからと言って水槽が絶好調だとは限らない。結局はバクテリアが水槽を支配し我々アクアリストが目に見えない相手に振り回されている。systemを信じて気長に待つ。焦った所でろくな事が起こらない。

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