怪しげな儲け話などはさすがに信用しないが、基本的に、人が発した言葉(口頭、メールやLINE等の文字、etc.)をそのまま信用してしまう。
ビジネスの世界においては不利なことだらけだが、仕事は会社員だから自分1人だけで抱えることはない、よって会社員生活にはあまり支障はない。
対して人間関係においてはどうだろうか。
もう随分昔、学生時代のことだが、見知らぬ老人に現金25,000円を騙し取られたことがある。
(その老人は後日逮捕された、詐欺・窃盗等の常習犯だったらしい)
冷静に考えればおかしな点だらけだったが、当時の私はその老人の言葉を素直に信じ、結果現金を騙し取られるという被害に遭ったのだ。
事例は他にもあって、同じく学生時代、仲良くしている女の子(仮にA子とする)がいて、早い話好きだった。
そしてAの友人で私とも面識があるB子がいた。
私はA子のことが好きで、B子はA子と仲良し、そしてB子は私のことが好きだった。
私はB子にはさして興味なかったので、その申し出はお断りをした。
B子からは「増田には幸せになってほしいから増田のことを応援する」などの言葉があり、「ふられはしたが最もよき理解者でありたい、あわよくばそこから再び恋人の座を奪ってやる」という感じだったか。
未練的なものは感じたが、人間ならば誰もが抱くであろうものくらいにしか思わず、特に疑問も抱かなかった。
そして次に私が動いた。
A子と2人で会いたいと持ちかけ、実際に楽しいデートができた。
デートでは相当にいい雰囲気となり、いわゆる「OKサイン」も多々あり、その後機は熟したと判断した私は告白に踏み切ったが、結果は撃沈。
それどころかA子とB子、2人示し合わせたかのように共同して私を非難し始めた。
非難の内容は、「私がB子に対してひどいことをした」的なものだった。
はっきりってそこまで言われるほどのことはしていない。
つまり端的に言ってしまえば、B子は私を理解しているふりをしながらA子との関係を妨害し、さらにA子をも巻き込んで私に対して腹いせをしてきたのだ。
そんな予測も立てられず、B子の言葉や態度を安易に信用した私、そしてそれを見事に裏切られた私。
お金は取り返す方法があるが、人の気持ちは何をしても取り返すことはできず、詐欺被害のときとは比べ物にならないほど傷ついた。
また、程度の問題はあるにせよ、一時は自分が発達障害(「言外の意味を理解できない」ってやつ)なのではないかと疑ったほど。
障害ではない(本当に大学病院で数時間かけて検査を受けた)が、理解しづらいことは間違いない。
だが、それでもなお「人を信じたい」欲求がある。
人を信じて、信じて、信じ抜いて、最後には相手もまた自分のことを信じてくれたなら、これまでに経験したことのないような幸福感が得られるのではないだろうか。
前出の例のような、色恋の場面においても、簡単に相手の言葉を信じてしまうから、駆け引き的な意味で圧倒的に不利で、うまくいくものもいかず、ずっと自分の首を絞めてた。
そして今、好きな人がいる。
しかし、相手がこちらを思いやるような言葉があっても、過去の経験からどこか疑心暗鬼になってしまうときもある。
あるいは、それらの言葉は、あたかも営業トークのように、大半が本心ではないのかもしれない。
ただ、本心ではないのにわざわざこちらを思いやるかのような言動をするのはなぜ?
もしそこで「勘違い」されたら最終的に不利益を被るのはあなた自身なんだよ?
私の常識で相手をはかってはいけないのと同じで、あなたの常識で私をはかってもいけないんだよ?
私はもしかしたらあなたの言外の意味を理解できないかもしれないのだから。
それでもなおその人を信じたい、信じ抜いて最後には信頼を勝ち取りたい。
健常な成人ならば、自分のことに責任を持つのは自分でしかないのだから。
増田のような奴はパッと見てコミュ障とわかる。こちらも相応の対処をする。心配するな
信じないなら、他の男がさらってくだけだ。 大丈夫。君はまだ若い。
思春期になれば、そんな思い山ほどあるだろ。行動・成長している証拠である。 女同士の牽制しあう性質って気色悪いよな。あれ日本人独特なのかね。
他人に騙されないためには、言ってることではなく、実際にやっていることを見る必要がある。 科学の思考 「仮説」→「証明」→「真実」という段階を経る。 最初は全て「仮説」...
人を信じてうまくいったケースの方が はるかに多いことを思い出してみよう。 僕もマルチ商法も新興宗教も3つ4つ誘われて来たタイプだけど。