みんなで行こう 人生で一度はクルマで走りに行きたい、日本の絶景ドライブロード7選
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  • 2018.02.20

人生で一度はクルマで走りに行きたい、日本の絶景ドライブロード7選

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流れゆく景色を眺めることは、ドライブの醍醐味のひとつ。電車や徒歩ではアクセスしにくい場所でも、クルマだからこそ味わえる絶景が日本各地に点在しています。

恋人とのデートや友人同士でのドライブ、クルマでの一人旅。乗り慣れた自分のクルマでも、旅先で借りたレンタカーでもよいでしょう。絶景を味わうことに、特別な決まりなど必要ありません。

今回は、そういったクルマのおでかけにぴったりなドライブロードを紹介。景色目当てでも十分に行く価値のあるスポットがばかりですので、時間のある休日や旅行の際にクルマを走らせてみてくださいね。

1. 角島大橋【山口】

山口県下関市から沖1.5kmに位置する角島(つのしま)へ架けられた「角島大橋」。映画やCMのロケ地としてもたびたび使用されており、旅行口コミサイト・トリップアドバイザーによる「日本の橋ランキング 2015」で1位に選ばれた(*)こともある人気の橋です。

全長は1,780m。無料で通れる離島への橋としては日本屈指の長さを誇ります。何と言っても、エメラルドグリーンの海の上を走っているような爽快感が堪りません。角島にある日本海側初の歴史ある洋式灯台「角島灯台」も見どころのひとつです。

(*)出典:トリップアドバイザーギャラリー
「口コミで選んだ、日本の橋ランキング 2015」(2018年2月20日閲覧)
http://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/bestbridges_2015/

所在地:山口県下関市豊北町神田~角島
アクセス:中国自動車道「下関IC」より約70分
http://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/11030

2. 富士山スカイライン【静岡】

「富士山スカイライン」は御殿場市と富士宮市を結ぶ周遊区間と、富士宮口五合目までクルマで登れる登山区間からなる道路。標高2,400mに位置する富士宮口五合目は、一般車両で入れる日本最高到達点(*)です。

仰げば富士山頂、見下ろせば駿河湾。天候しだいで雲海を望めることも。また、標高の高い土地ならではの夜景も楽しめます。7〜9月頃の登山シーズン中は登山区間がマイカー規制となるので、クルマで五合目まで行きたい方はそれ以外の期間に訪れるとよいでしょう。

(*)出典:ふじのみやNAVI(富士宮市観光協会)
「富士山スカイライン(表富士周遊道路)」(2017年2月20日閲覧)
http://fujinomiya.gr.jp/guide/1190/

所在地:静岡県御殿場市〜富士宮市
アクセス:東名高速「富士IC」より約60分
http://www.fujisan-climb.jp/access/mycar_control_fujisansky.html

3. 天に続く道【北海道】

北海道の知床半島の手前に位置する斜里と網走を結ぶ「天に続く道」。全長約18kmにも及ぶ長い直線道路です。まっすぐな道は彼方の地平線まで続き、本当に天までつながっているのではないかと思えるほど。

測量技術の低かった開拓時代に、遠くの山頂を目指して築かれたというこの直線道路。ひたすらにまっすぐ続く道をドライブできるのは、広大な北海道ならではの体験でしょう。くれぐれもスピードの出し過ぎには注意してくださいね。

所在地:北海道斜里郡斜里町
アクセス:JR「知床斜里駅」より約15分
https://www.shiretoko.asia/list_scenery.html

4. しまなみ海道【愛媛〜広島】

「しまなみ海道」は、広島県尾道市から愛媛県今治市にかけて瀬戸内海の島々を複数の橋で結んだ道路。全長は約60kmあり、多くの橋には自転車・歩行者専用の道路も整備されているので、ドライブだけでなくサイクリングロードとしても人気です。

海を渡る橋は7つ。それぞれ規模や形が異なることも見どころです。ドライブ中の眺めはもちろんのこと、島に降り立って周辺を散策するのも楽しみ方のひとつ。青い海と緑の島々、そして橋が織りなすこの土地ならではの景観を堪能しましょう。

所在地:広島県尾道市〜愛媛県今治市
アクセス:山陽自動車道「福山西IC」より約6分(尾道市側)
http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/

5. 磐梯吾妻スカイライン【福島】

「磐梯吾妻スカイライン」は、福島県北部にある高湯温泉と土湯峠を結ぶ山岳自動車道。四季折々の景色に囲まれ、高山植物や紅葉を楽しむことができます。荒涼とした岩肌や火口跡に生まれた桶沼も絶景ポイント。

標高およそ1,350mの道は吾妻連峰を縫うように通っており、全長は29kmほど。運転しがいのある道と、さまざまな景色を同時に味わえるドライブロードです。

※ 11月〜4月にかけては冬期通行止めとなります。最新情報をご確認の上、お出かけください。

所在地:福島県福島市高湯温泉~土湯峠
アクセス:東北道「福島西IC」より約40分(高湯温泉ゲート)
https://www.f-kankou.jp/bandaiazuma-jododairadayori/

6. 箱石峠【熊本】

「箱石峠」は熊本県阿蘇市から高森町に向かう山道にある峠。箱型の石が存在することから、この名前がつけられたそうです。

ゴツゴツした根子岳の山肌や緑が一面に広がる牧草地は、まるで異世界のような景観。ツーリングや写真スポットとしても人気があり、時期によっては放牧された牛たちが牧草を食べる様子を見ることができます。

所在地:熊本県阿蘇市一の宮町
アクセス:九州道「熊本IC」より約80分
http://www.aso-dm.net/?箱石峠

7. 千里浜なぎさドライブウェイ【石川】

石川県羽咋(はくい)市の「千里浜なぎさドライブウェイ」は、約8km続く砂浜をクルマで走れる道。まるでCMのように波打ち際をドライブできるのは、実は国内でこの場所だけというから驚きです。

千里浜の砂は細かく、海水を含んで固くなっているため、一般のクルマでも走行が可能だそう。日本海側らしい、海に沈む夕日を眺めながら海岸をドライブするという貴重な体験ができますよ。

所在地:石川県羽咋市
アクセス:のと里山海道「今浜IC」よりすぐ
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/sypher/www/section/detail.jsp?id=595

車窓から見える絶景を、自分の目で。

旅の道中で目にした素晴らしい景色は忘れがたいもの。自分の目で直接見るということは、写真で見るのとはまた違った体験となります。

ドライブの爽快感とともに絶景を堪能するのもよし、時にはクルマを降りて五感で味わうのもよし。風景の移り変わりを楽しめるような長いドライブロードを思うままに走れるのは、クルマの特権と言えるのではないでしょうか。

*記載している内容は取材時のものです。
*事前に情報をご確認の上お出かけください。

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