1週間で2度目の暴風雪、1人死亡 米北東部

2018.03.09 Fri posted at 17:34 JST

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(CNN) 米北東部が1週間で2度目となる大規模な暴風雪に見舞われ、9日時点で少なくとも1人が死亡した。バージニア州からメーン州にかけての53万世帯で停電が発生しているほか、交通インフラにも影響が出ている。

米国立気象局によると、8日はマサチューセッツ州ボストンで約15センチの雪が積もり、州北西部では約61センチの積雪を記録した。CNNの気象担当者は、雪を多く降らせる荒れた天候について、9日午後までに同地域を離れる見通しだと述べた。

先週末は発達した低気圧が「爆弾低気圧」となって北東部一帯を襲い、少なくとも6人が死亡していた。

今回の暴風雪はペンシルベニア州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ニューイングランド州南部に重く湿った大量の雪をもたらした。一部地域では60センチ以上の積雪を記録した。

交通当局が車の通行を制限したことを受け、ボストンやハートフォードでは8日、複数の学校が休校となった。

警察によれば7日には、ニューヨーク州南部の村で88歳の女性が倒れてきた木に当たり死亡している。

これまでの最大風速は約22メートルと先週末に比べれば弱いものの、それでも各所で被害が出ている。ペンシルベニア州のウルフ知事は州内の複数の郡に関して非常事態宣言を出した。

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