こんにちは、ほそいあやです。
みなさん、いかは好きですか? 好きですよね!
今日はお財布にやさしいいか専門店で、心ゆくまでいかを楽しもうと思います!
水道橋にある「いかのでん」にやってきました。こちらの店はつい最近オープンしました。あの「もつ焼でん」の姉妹店で、もつ焼でん水道橋店の目と鼻の先にあります。
店内。市場の食堂っぽくて旅情をかき立てられませんか。
「いか、魚は佐渡ヶ島直送」。オーナーが佐渡出身なんですって。佐渡は一度だけ行ったことあるけど海の幸のおいしさやばかったなあ。しかもこんなリーズナブルな価格で佐渡のイカをお腹いっぱい食べられるのね…!やったー。
まずはいか刺し(250円)。50円の肝醤油とともに。
ねっとりしててうま〜い。250円でこのねっとりを味わえるなんていいね。肝醤油はこれだけ舐めつつでも酒飲めるしお買い得。
いかの眼ポン酢。たくさんの眼に見られながらの晩酌。若干の固さを想像していたけど、よく煮てありほろほろでした。あっさりしていてパクパクいけます。
しかし50円って。サービスメニューにもほどがあるだろ。もうひとつの50円「いか皮ポン酢」は品切れでした。
ジンジャーエールハイは嬉しいウィルキンソン。しかもシャリウイスキー。 辛さがくせになり2杯飲んでしまった。
この飲み物には揚物が合いそう。いかメンチ(380円)は、いかのすり身のメンチ。だからこんな紫色なんですね。いかのメンチははじめて食べたけど、いけますなあ。
いかといえばいかの一夜干し(280円)。焼きはじめたのが匂いでわかります。この匂いを嗅ぎながら待つしあわせ。マヨと辛味噌がそそりますね。このあたりから徐々に日本酒が恋しくなる。
金鶴を冷やでいただきました。深めのお皿にこぼしてくれるのうれし〜。
そして、いかのわた刺し(大好物)!!!(250円) 日本酒に移行するまで我慢していたのです。いやー、とろけるねえ。いかわた、こんなうまいものが世の中にあるとか、生まれてきてよかったッス。半解凍で出されます。すぐに食べてもいいしトロトロになるまで待って箸ですくって食べるのもいいんだよなー。
わた刺し、とんだ日本酒泥棒やで・・・ということで熱燗を。熱燗にしておいしいのはどれかマスターにきいたところ、天領盃がいいとのことなのでそれをいただく。
すっきりした口当たりで飲みやすく、すいすいいけてしまう。
食べる前から絶品とわかる自家製塩辛(250円)。 自家製の塩辛ってほんとうにおいしいですよね。こういうオレンジ色の塩辛をみると興奮してしまう。期待していた通りのほどよい浅漬かり最高。あれ・・・日本酒消えてる。
キャベツしょうが(200円)という、どんなものなのかしらという興味で頼んでみた一品。キャベツの浅漬けと紅生姜というさっぱりコンビは箸休めにちょうどよし。
いかのみみ刺し(280円)。こりこりとした歯ごたえです。いかのみみは本体についてくるおまけという認識だったのであまり期待してなかったのだけど、超うまいじゃん。ねっとり好きならいか刺し、こりこり好きならみみ。安いから両方頼むけどな。
ぬか漬け。「今日は漬かりすぎだから100円」とのことだけど(ふだんは200円)、全然気にならないよ。自分でこの味ができたら満点をつけるぞ・・・。人参のぬか漬けをカリカリかじりながらの日本酒もまたいいんだなー。
わた刺しおかわり。いかのわたは正義。いかのわたは正義。
あづま揚げ(280円)。あまり聞かないので店員さんにきいてみると、新潟のさつま揚げだって。さつま揚げも新潟にこだわってるんですね。味はふつうのさつま揚げとの違いはわからなかったけど、形がころんとしてかわいいです。
いか明太(280円)をデザート代わりにちゅるちゅる吸い込んで、本日のいか三昧終了。めっちゃ満足ッス。
以上、「いかのでん」でした。いかってどう食べてもうまくて飽きないすごい食材だなあ。身体中にタウリンみなぎらせて帰途についたよ。
せんべろできるいか専門店といえば荻窪の「やきや」が有名ですが、でんさんもかなり良い線いってますぜ。こういういかの店、今後もっと増えていくような気がしました。いかは人類をしあわせにするのだ。
紹介したお店
いかのでん
住所:東京都千代田区三崎町2-13-6 トキワビル1F
TEL:03-6261-2888
公式HP:http://www.den-inc.net/
著者プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ: http://seiten4go.com/
Twitter: https://twitter.com/hosoi/