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王都ラリサ
遠目に見える港街──その中にある小高い丘には立派な城砦も聳えており、ブラニエ辺境伯から事前に聞き及んでいた特徴からも、恐らくあれがサルマ王国の王都ラリサなのだろう判断する。
フェルフィヴィスロッテもその街を視認してから飛行速度をやや落として、高空から滑るようにゆっくりと近づいて行く。
そうして徐々に視界にはっきりと映り込んでくる街は、上空からでもはっきりと分かる程に平時のそれとは明らかに異なる様相を呈していた。
海に面した港には港街らしく幾つもの船が浮かんでいるが、そのどれもが破壊されるか、もしくは炎上して黒煙を上げるかして座礁しているのが分かる。
少数の幾つかの船だけは港から離れた沖合を漂っているが、帆や柱がかなり痛んでいるようで、中には何本か支柱の折れたまま海を漂っている船すらあった。
街の方もかなりの被害が出ているのか、あちこちから火事であろう黒煙が空に昇り、破壊された家屋や、所々に大きく崩れた街壁の様子などが窺えた。
どうやら既に街は大量の不死者の襲撃によって陥落した後のようで、これはブラニエ辺境伯が王都ラリサからの使者の要請内容から既に予想されていた事態だった。
まだ街の中に生存者が残っているかは、この距離と高さからでは確認しようがない。
そんな街の様子をつぶさに観察していると、フェルフィヴィスロッテが僅かにその首を傾げた。
《あら、確かに街には不死者の嫌な気配が多数残ってはるけどぉ、聞いてた程の数はおりまへんなぁ? 大きな気配が一つにぃ、あとは細かいのが幾つもあるけどぉ、万の数には到底及びまへんえ?》
「なんと……」
この距離からそこまで地面の様子を把握できるとは、流石に規格外の存在だ。
自分の今の身体も目が良いとは言え、それは常識の範囲内に収まるものであり、間違っても上空千や二千メートルから地上の様子を観察できるような衛星のような能力はない。
しかし、今問題にするべきは彼女の飛び抜けた感覚などではなく、彼女が言及した街に残っているという不死者の数の方だ。
ブラニエ辺境伯の話では王都ラリサに攻め寄せた不死者の数は二十万に上ると語っていたが、その数が眼下の街にいないとなれば、既に連中は移動を始めている可能性が高い。
今街に残っている不死者は恐らく占領地の見張りといった類だろう。
王都ラリサが襲撃されてからブラニエ辺境伯の下へ使者が救援要請を求めて現れ、そこから辺境伯がノーザン王国を訪れた日数を考慮すると、襲撃からは結構な日数が経過している事になる。
不死者の大軍は既にブラニエ領へと進軍、到達している可能性もあるが、ゴエモンらがデルフレント王国の王都で目撃した連中の様子から、この王都ラリサを攻め落とした後にすぐに移動を開始したとは考え難い。
蜘蛛人が野を駆ける速度は馬に匹敵するが、その他大多数を占める不死者兵は人族の歩兵と何ら変わる事がないのは既に把握している。
となればまだ少し時間的猶予は残されている筈だ。
「フェルフィヴィスロッテ殿、一応この地にも転移座標を設けておくので、一旦地上へと下りて適当な場所に降ろして貰えるだろうか?」
今後の迅速な行動の為にも、この王都ラリサ近くに転移魔法の座標となるべき風景を持って来た転移図画に写して新たな転移先として設定しておけば後々何かと便利だろうという判断だ。
《ほな、適当な所に下りるえー》
自分の意思を汲んだフェルフィヴィスロッテがそう言って翼の角度を変える。
「ぬおぉぉぉぉぉぉ!?」「きゅん!」
その途端に一気に落下するように高度が落ち始め、先程まで正面からの風が今度は下から吹き上がってきて背中に乗っていた自分の身体浮き上がりそうになった。
自分は慌てて彼女の背中に再度しがみつき直してその強烈な浮遊感に抗っていると、すぐに大きめな音と衝撃が彼女の巨体ごしに伝わってくる。
見れば地上を徘徊していた二体の蜘蛛人を、フェルフィヴィスロッテは文字通り踏み潰すようにその上に着地しており、その騒ぎを聞きつけて集まって来た周辺の不死者達をその長い鎧状の尻尾の先に付いた水晶の剣で薙ぎ払っていた。
まさに一閃と呼ぶに相応しい動作だが、地上付近で振るわれたそれは死神の鎌の如く、彼女の尻尾が届く範囲全ての不死者が一刀両断されて灰へと姿を変えていた。
《はぁ、ほんま鼻が曲がりそうな厭な臭いやわぁ》
そんな圧倒的な力を見せつけたフェルフィヴィスロッテだが、地上に未だに多く残っている不死者のそれらが発する死臭に顔を顰めて独りぼやいていた。
彼女が降り立ったのは王都ラリサのやや手前──恐らく襲撃される前は畑だった場所だ。
足元には踏み倒された麦穂が無残な姿を晒し、今やその実りを糧として期待する事はできない。
全ての畑が踏み荒らされた訳ではないようだが、これらを食料とする王都の人々は如何ほど人数が生き延びているのか──死者と不死者で溢れる廃墟のように静まり返った街を見据える。
あまり悠長にしている時間もないので、背負っていた風呂敷包みを下ろして中から筆記具と転移図画を取り出して、早速とばかりに周辺の風景を見やる。
しかし、此方が作業を始めようとする視界の中、街壁の外を徘徊していた幾体もの不死者兵や武器を携えた蜘蛛人らが向かって来る姿が目に入った。
ここで街壁外を徘徊する不死者を殲滅してから作業していたのでは時間が掛かり過ぎると考え、傍らの向かって来る不死者を迷惑そうに睨め付けていたフェルフィヴィスロッテを見やる。
「フェルフィヴィスロッテ殿。すまぬが、我がここで作業している間、少しだけ周辺に集まって来る不死者共の掃除をお願いしても構わぬだろうか?」
そう尋ねると彼女はその巨体の上半身を起こし、胸を張るようにして得意げな顔で答えた。
《構しまへんよ、ちょいと遊んどるから、あんさんは終わったら声掛けとくれやす》
彼女はそう言うと一度翼を羽ばたかせて地面を蹴ると、僅かに地面から浮いたような宙を駆る動作で前へと出て、集まって来た不死者達に問答無用の死神の鎌を見舞った。
鞭の撓るような、それでいて空を切り裂く音が破裂して、周囲を根こそぎ刈り取る。
一瞬にして不死者の姿が掻き消え、彼女の前には空に巻き上げられた無数の麦穂が紙吹雪のように舞い落ちていく。
「きゅん! きゅん!」
彼女の巨大な背中を見ていた自分は、ポンタの急かすような声に我に返って、慌てて手に持っていた転移図画を開いた。
さっさと作業を済ませないと、彼女が周辺の不死者を根こそぎ刈り尽してしまい、今度は街の方を更地にしてしまいかねない。
目の前に聳える王都ラリサの街壁と周囲の景色、転移目標とする場所を定めてそれを手元の転移図画に描き込んでいく。あまり描き込んでいる時間はないので、だいたいの形をとって大まかな描き込みで、細かい所は後回しだ。
「とりあえず、転移する際に記憶の中の景色を喚起できればいいのだから、こんなものか」
独りごちるように呟き、転移図画と実際の景色を見比べるように頭を上下させる。
やや粗いスケッチにはなったが、だいたいの風景の特徴は捉えているだろう。
作業を終えて荷物を片付けると、自分は少し先で不死者をぷちぷちと潰して回るフェルフィヴィスロッテに向かって大きく手を振りながら彼女の名を呼んだ。
「フェルフィヴィスロッテ殿ぉ!!」
やはり耳が良いのだろう、此方が一度呼び掛けるとすぐに彼女が振り向いて周辺に残っていた不死者兵を薙ぎ払った後、軽く跳躍するように飛んで戻って来た。
《意外と早く終わりましたなぁ》
フェルフィヴィスロッテはそう言って一息吐くと、再びその顔を王都へと向けた。
彼女の爬虫類のような細長い瞳孔が窄まり、その鋭い視線を街へと注ぐ。
「どうかしたのであるか?」
「きゅん?」
そんな彼女の様子を訝しんだ自分とポンタが声を掛けると、フェルフィヴィスロッテは小さく首を振って此方に視線を戻した。
《さっきまで大きな気配が一つ街に残ってはったのに、急に気配が消えはりましてな……》
彼女のその言に、自分も釣られるように破壊されて静かに佇む街並みに目をやる。
自分にアリアンやチヨメのように気配を読むといった高度な真似はできないので、フェルフィヴィスロッテが感じ取ったと言う大きな気配の有無はわからない。
しかし、彼女が大きな気配というぐらいなのだから、先程まで彼女が鎧袖一触にしていた蜘蛛人や不死者兵の類ではないだろう。
考えられるのは教皇か、それとも枢機卿あたりだろうか。
突然消えたという事は自分と同じ転移系の魔法による移動でここから姿を消した可能性がある。
そうであればその行方を追う事は不可能だろうし、今は喫緊の問題に対処する事が先だ。
「フェルフィヴィスロッテ殿、恐らく不死者軍の本隊は既にブラニエ辺境伯領に向けて移動を始めていると思われる。現状の位置を特定したいのだが、今暫く翼を借りても良いか?」
予定では部隊を展開させる為の場所の転移座標を定めてすぐにアリアン達が待つソウリアへと帰還する予定だったが、不死者軍がブラニエ領へと向かっているなら、その現在地などを把握しておかなければならない。
ブラニエ領へと到達する日数の如何では今回の作戦を根本から見直す必要が出てくるのだ。
そう考えての彼女への嘆願だったが、それはかなりあっさりと認められる事になった。
《アークはん、今回うちは力を貸す言わはりましたやろ? いちいち堅い事言うてんと、さっさと背中へ乗りなはれ。ちゃあんと掴まっときやぁ、ちょいとばかし乱暴に飛ぶさかいになぁ》
「かたじけない、では遠慮なくぅぅぅぅぅぅっ!?」
自分は再び荷物を背負い、ポンタを抱えて伏せた体勢をとるフェルフィヴィスロッテの背中へと上ると、それを合図に彼女は再びの急激な加速で以て大空へと羽ばたいた。
「きゅ~~ん!!」
それに何とかしがみ付いて踏ん張る中、胸元にいるポンタだけは楽しげに鳴いている。
やがて上からの猛烈な風圧が薄れ、フェルフィヴィスロッテが体勢を整えるとその場で旋回するようにしながら、背中の上に張り付く此方を振り返り問い掛けてきた。
《確かぁ、ここからブラニエ領へ向かうには東の方角どしたなぁ?》
「そうである。連中の現在地を掴みたい」
自分はその問いに首肯して答えると、彼女も頷き返してすぐに進路を東へと向けた。
「ほな、行くでぇ!」
フェルフィヴィスロッテはその言葉と共に大きく翼を広げ、彼女の翼の青紫色の波紋のような紋様が僅かに発光したかと思うと、急激にその速度を上げて東へと飛び始めた。
「きゅん! きゅん!」
猛烈な向かい風が背中にしがみつく自分達を襲うがポンタは随分と楽しそうだ。
そんなポンタの周囲には不可思議な風の流れがあり、どうも魔法によって風圧を軽減するなどしているようで、なかなかに器用な芸当を披露している。聞いた話では綿毛狐は集団で風に乗って移動するらしいので、元より備わった能力の類なのだろう。
強風で空の彼方へと飛ばされそうな自分にとっては羨ましい能力だ。
しかしそんな強風に耐える時間もそう長くは続かなかった。
フェルフィヴィスロッテがその速度を落として、此方に下を見るように促してきたからだ。
《アークはん、下見てみぃ》
「これは、なんと……」
彼女に促されて地上を見下ろした自分は、そのあまりの光景に息を飲んだ。
地上の平野いっぱいに散らばる黒い斑点──それらは一つの斑点ごとに少数の不死者達が寄り集まった集団で、それらが無数に平野に点在し、一様に東へと向けて移動していた。
神聖レブラン帝国の領内で目撃したような統率された人族の軍隊のような動きではないが、しかし全体はゆっくりとだが確実に次の目標となる東のブラニエ領及び、エルフ族の住まうルアンの森を目指しているのが分かった。
「王都ラリサからここまでの距離は然程離れていないという事は、連中が領境へ到達するのはもう少し掛かるだろうが、決して楽観視できる状況でもないな……」
「きゅん!」
そんな地上の様子を見て呟く自分に、ポンタも興味深そうに地上を覗き込んでいる。
《一箇所に集まってはったら、うちが一発、魔法で吹き飛ばせるんどしたのに。こんなに散らかってはったらなかなか難しおすなぁ》
同じく地上を見下ろしていたフェルフィヴィスロッテは不愉快そうな声音を隠すことなく発して、眉根を顰めるような恰好で此方を振り返った。
《アークはん、どないしまひょ?》
「そうであるな……」
彼女の言う通り、数十万という不死者の大軍が固まって行軍しているのならば広域殲滅の魔法を使えばある程度一網打尽にできるのだが、こうも平野に点在するような形で移動されては、広域系の魔法でさえも一度に倒せるのはせいぜい数百がいい所だろう。
自分とフェルフィヴィスロッテの二人でやってもいいが、それには圧倒的に手と時間が足りない。
既に王都ラリサでの部隊展開は望めないので、恐らく次の候補地となるのは辺境伯領の境界か、その領都であるブラニエのいずれかになる筈だ。
だが、領都ブラニエまで押し込まれれば不死者の大軍は二つに分かれ、一方が南方にあるドラントの里を擁するルアンの森にその矛先を向ける可能性が高い。
ただでさえ数の少ないこちら側の戦力が各個撃破されては堪らないので、そうなる前に不死者軍を叩くとすれば、連中が一度足を止めるだろう場所は──。
そこまで思考して記憶の中にあるこの周辺の地図を思い出す。
《領境にあるっちゅう、ウィール川。そこであの連中をお出迎えする準備、ってとこかねぇ?》
まるで自分の思考を読み取ったかのように、足元の龍王フェルフィヴィスロッテがその此方の考えの先を継ぐように答えを口にした。
「うむ、であれば一旦、領境にあるという砦付近を新たな転移座標に定めた方が良いな」
ブラニエ辺境伯によれば、境界線となっているウィール川の東岸側にかつてノーザン王国領だった時の名残りである境界の砦が幾つか築かれており、彼はそれを改修して現在も使えるようにしていると語っていた。
それらの利用目的の建前は街道の安全を確保する為の衛兵の詰所らしいが、本音の使用意図はサルマ王国の中央貴族や隣領からの嫌がらせなどを警戒しての事らしい。
これらの砦が辺境伯の手によって活用される以前は、度々統率の取れた盗賊団がブラニエ領内の村落を襲っては強奪などを繰り返していたというのだから呆れた話だ。
アリアンもこの話には流石に呆れの色を隠さなかったが、ノーザン王国のアスパルフ国王は理解の色を示した所を見るに、よくある事なのだろう。
ブラニエ辺境伯は当時、同国からも隣国からも敵の侵入を警戒していた訳だ。
それはともかく、まずはウィール川の領境の砦へと向かうのが先だろう。
「フェルフィヴィスロッテ殿、このまま連中を追い越し、ウィール川付近で一旦降ろして貰えるか?
そこに新たな転移座標を設け、そこから王都ソウリアへと一度帰還するのである」
そう言って今後の予定をフェルフィヴィスロッテに伝えると彼女はすぐにそれに頷いて応じた。
《了解や、ほなまた飛ばすでぇ!》
彼女はその巨体を一度大きくしならせると、再び東へと向けて大きく羽ばたき出した。
平野をゆっくりと東へ移動する不死者達は、高空を飛ぶ此方に気付いている様子はなく、瞬く間に彼らの頭上を飛び越えて遥か後方へと置き去りにする。
そんな猛烈な向かい風の中、自分は正面を見据えてその先の景色を見透かすように目を細めた。
フェルフィヴィスロッテの飛行速度が先程とあまり変わらずとすれば、ここから領境にあるウィール川までの到達時間でおおよそ、不死者軍が到達する日数を予想できるだろう。
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