2018/03/08 Thu 21:10更新

「誇りに思う」輪島の海女漁

輪島市に伝わる海女漁が国の重要無形民俗文化財に指定され、8日証書の交付式が都内で開かれました。出席した海女たちは「誇りに思う」と喜びを語りました。今回、国の重要無形民俗文化財に指定されたのは「輪島の海女漁の技術」など6件です。都内で開かれた交付式には「輪島の海女漁保存振興会」の会長、池澄幸代さんと海女の合わせて4人が出席しました。そしてメンバーを代表し、池澄さんが文化庁の宮田亮平長官から指定証書を受け取りました。国の重要無形民俗文化財に指定された輪島の海女漁は、女性たちが集団で海に潜り、簡単な道具だけを使ってアワビやサザエなどを採る伝統的な技術です。振興会の池澄幸代さんは「誇りに思う」「若いなり手があまりいないのでみんなと相談しながら頑張っていきたい」と話していました。