ほんの数ヶ月までぼくは
「彼女なんてまっっったく欲しいと思わない。欲しいと思う奴が理解できない」
「結婚?人生の墓場だろ?なんで女のATMに進んで成り下がるのか理解できない」
と本気で思ってた。
口にも出してた。
友達と会ってはそういう話ばかりしてた。
彼女が出来たことはなかったけど、非モテの僻みとかそういう意識もなく、
心の底からそう思ってた。
だからこそ、その時のぼくと今話ができるとしたら
「おま、ちょっとそこ座れ」といって
「結婚が男のATM化とかいうけど、そういうことじゃないんだよ!」と。
出かける場所も変わるし、考えかたも、嗜好も、生活のリズムも、なにもかも変わる。脳の中が完全に書き換わったみたいだ。
姿容こそ変わらないけど、内容はまるで別の人間になったように思う。
生まれ変わったみたいな爽快感があるし、自分が一回り大きくなったような自信がつく。
ぼくは二六歳で始めて彼女ができたけど、それより前の自分の生活が急にうらぶれたものに感じるようになった。
自分で自分が、ひねくれた考え方をしていることに気づいていなかった。
この幸福感は、ひょっとしたら長く続かないかもしれないけれど。
だからこそ、こんな風に、ちょっと書いて残しておきたかったのだ。
付き合いはじめではATM化とか実感わかないだろうなぁ ぼくは二六歳で始めて彼女ができたけど、 それより前の自分の生活が急にうらぶれたものに感じるようになった。 生まれ変...
まあ半年ぐらいはその気持ちが続くといいね
今が楽しい時期なんだろうなーというウキウキ感
環境の影響受けやすすぎだし、3ヶ月及び3年経過後に同じこと言えるんですかね。