屋久島で登山をしていた静岡県の男性の行方が、4日から分からなくなっていて、警察などが捜索しています。
行方が分からなくなっているのは、静岡県袋井市の無職・鈴木努さん(69)です。
屋久島警察署によりますと、鈴木さんは宮之浦岳の山頂を目指して、3日の午前7時に知人の男性と2人で、淀川登山口から山に入りました。
しかし、知人の男性が体力に不安を感じて山を下りることにしたため、午前10時ごろに花之江河付近で男性と別れて、1人で登山を続けたということです。
そして、4日の朝になっても鈴木さんが下山せず、連絡も取れないため、男性が警察に届け出ました。
警察や消防では4日から捜索をしていますが、登山道には最大で1メートルの雪が積もっていて、手がかりは見つかっていません。