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バランス駆動もできるaptX HD対応Bluetoothアンプ「EarStudio」

 フリーウェイは、aptX HD対応でバランス駆動も可能なBluetoothアンプ「EarStudio」の発売に向けた資金集めを実施中。その製品展示を、ユニットコムが運営する「パソコン工房 AKIBA STARTUP」(東京・秋葉原)でスタートした。展示期間は4月30日までを予定している。

EarStudio

 EarStudioは、Bluetoothレシーバとポータブルヘッドフォンアンプを組み合わせた製品で、高音質コーデックのaptX HDにも対応しているのが特徴。対応するスマートフォンなどと連携し、48kHz/24bitのハイレゾ相当で音楽をワイヤレス伝送できる。出力として、ステレオミニ(アンバランス)に加えて2.5mm 4極バランス出力も備え、イヤフォン/ヘッドフォンのバランス駆動ができる。

 目標金額は100万円で、3月8日時点で約209万円が集まっている。標準価格は16,800円だが、先着で24% OFFの13,980円で販売する支援コースなどを用意。製品発送は5月中を予定している。

ステレオミニ(アンバランス)と2.5mm 4極バランスの出力を搭載

 「CSR 8675」チップと、旭化成DAC「AK4375A」2基を搭載し、Radsone独自のDualDriveテクノロジーでDACとアンプを独立して駆動。2.5mmフルバランス出力に対応する。さらに、「DCT(Distinctive Clear Technology)」でデジタル音源のノイズ削減やジッタ除去を行ない、音源のアップコンバート再生で音質向上も図る。

 iPhoneやAndroidスマートフォン向けに「EarStudio」アプリを用意し、イコライザ機能などで音質調整等が行なえる。

EarStudioの概要

 Bluetooth 4.2準拠で、コーデックはaptX HDの他にSBC/AAC/aptXもサポート。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。出力レベルはバランス時が6.4Vpp、アンバランス時が3.2Vpp。

 内蔵バッテリ(350mAh)の連続再生時間は約14時間。USB端子で充電が行なえるほか、パソコンと繋いで48kHz/16bit対応のUSB DACとしても使える。外形寸法は約30×53×15mm、重量は約20g。