嫌韓ネトウヨの「悲劇の朝鮮」からの恣意的引用・第6回目です。
第1回:http://ameblo.jp/scopedog/entry-10114681424.html
第2回:http://ameblo.jp/scopedog/entry-10114684316.html
第3回:http://ameblo.jp/scopedog/entry-10115001444.html
第4回:http://ameblo.jp/scopedog/entry-10115100646.html
第5回:http://ameblo.jp/scopedog/entry-10115592625.html
第6回目ですが、ページ的には戻ります。
実は今回と次回の内容は少しかぶり、かつ、あまりにも酷いトリミング引用なので、最後に持ってきました。
内容は、韓国人の民族性に対する言及です。引用しているサイト、ブログも数多くあります。
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http://enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=ttalk&nid=1104081
http://sora1975.blog88.fc2.com/blog-entry-50.html
http://blog.livedoor.jp/enkori/archives/50406128.html
http://kk2005xxx.iza.ne.jp/blog/entry/157854/
http://ameblo.jp/campanera/entry-10065190461.html
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=tcosmetic&nid=313387&tab=ten
■スウェーデン人の記者アーソン・グレブスト「悲劇の朝鮮」より抜粋
将来性がなく、中国人以上に酷い民族である。
一千年前に眠った場所に留まり続けている。
更に良くないのは、その眠りから覚めようとしない事だ。
韓国人は独立が嫌なのだ。
できれば他者に依存して責任回避をしたいのだ。
彼らの望むことは、何の心配もなく平和に暮らす事だけだ。
「独立」と言う言葉は、彼らにとって恐怖を意味し、不信や無法と同じである。
仕事、悲しみ、喜びは分け合うが、収入は独占しようとする。
自分の判断で動かなければならない状況では混乱し、結局、一番愚かな行動を選択する。
日本人は楽しく働いて、その結果について自負心を持つ。
ところが韓国人は、生存の危機に陥らない限り働かない。
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まるで、グレブストが韓国人の民族性について、辛らつな批評をしたかのような引用ですが、嫌韓ネトウヨはここで重大なトリミングを行っています。
記述自体は、上記とは若干異なりますが、「悲劇の朝鮮」P33に確かにありますが・・・
この発言は、グレブスト本人が言った内容じゃありません。
グレブストが旅中知り合った”日本軍将校”の発言です。
つまり、この韓国人の民族性に対する辛らつな誹謗は、1904年当時の日本軍将校の持っていた見解に過ぎないのです。
実際の引用を見てみると以下の通りです。
-日本軍大尉の語る朝鮮と朝鮮人
(略)
大尉は鴨緑江渡河のとき負った傷のため日本に送りかえされて治療を受け、そして今旅順にある本隊に戻るところだという。彼は何のためらいもなくロシア軍人の勇猛さには感嘆を示したが、その戦争発祥の舞台であり、今私たちが縦断している国の民族については別段いい言葉は吐かなかった。
「亡国の運命に瀕した民族ですよ」
と彼が言う。
「将来性がなく、中国人以上に散々な民族です。一千年前に眠ったその場所にいまだにとどまっているんです。いっそうよくないので、その眠りからさめようとしないということです。自分の足で立ちあがろうとしないし、独立を望んでおりません。
朝鮮人は独立がいやなんです。できればいろんな人に依存して責任回避したいんですよ。彼らの望むことといえば、ただなんの心配もなく平和に暮らすことなんです。独立という言葉は彼らにとっては恐怖を意味し、不信や無法と同じことです。
仕事、悲しみ、喜びは分けあおうとしながらも収入は独り占めしようとする。自分の判断で動かざるをえなくなると、たぶんあわてふためいてどうしていいやら判らず、結局いちばん愚かな行動を取ってしまうでしょう」
大尉は朝鮮人が勤労を軽んじているなどと、悪口を言いつづけた。
「われわれ日本人は楽しく働いて、その結果について自負心をもちます。ところが朝鮮人とくると、生存の余地がなくなるという局面に至らないかぎり働こうとしません。
(略)
「悲劇の朝鮮」P33
嫌韓引用では、「大尉は朝鮮人が勤労を軽んじているなどと、悪口を言いつづけた。」の部分を削除し、まるでグレブスト本人の見解であるかのように偽装していることがわかります。単なる要約や不要部分の割愛ではなく、明らかに意図的なトリミングです。
正直、ここまで酷いトリミングは滅多に見れないと思いますが、ネトウヨはそこかしこでやっているかも知れません。
こんなトリミング引用を平気で載せてしまい、それを第三国の外国人の論評だと捏造するのが嫌韓ネトウヨのやり方です。こんなやり方をする奴らの示す資料を、そのまま信じることは危険という他ないですね。
そのくせ、こんなコメントまでつけたりもしてます。もうお話になりません・・・
http://ameblo.jp/campanera/entry-10065190461.html
朝鮮歴史館
ソウルへの修学旅行誘致活動は洗脳しやすい高校生への情報工作の一環です
どっちが情報工作してんだよ!てな話です。
ま、ブログ主自身、嫌韓ネトウヨに洗脳された被害者なのかも知れませんけどね・・・。
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