こんにちは、パリッコです。これまで、『メシ通』の連載「ほろよい調査隊」では、たくさんの魅力的な酒場を紹介させていただきました。
今回はその中から、なるべく幅広い気分、シチュエーションに対応できるようなお店を10軒をまとめてみました。
今夜のお店選びの参考にいかがでしょう!?
一軒目:神田「イチゴー」
酒を飲むなら気がねなく、リーズナブルなお店が一番! そんな飲兵衛にオススメしたいのがここです。
www.hotpepper.jpひとりで飲むにも、同僚や友人たちとワイワイ飲むにも、気がねなくリラックスしたお店が一番。あわよくば懐事情を気にせずに……。
そんな方に絶対おすすめなのが、神田「イチゴー」。お酒もつまみも、基本全品200円という驚きのリーズナブルさがうれしいお店です。
店内はビールケースなどを再利用して作られたテーブル席と立ち飲み席からなっていて、天井にはミラーボール。ノリノリのソウルミュージックをBGMに、お酒も会話も進みすぎること間違いなし!
「ノドンサワー」や「トマホークサワー」といった謎メニューもちらほらで、あえてどんなものか聞かずに頼んでみれば、出てきたドリンクのインパクトに衝撃を受けることでしょう。
▲ニュードリンク・トンネルサワー(300円)。もちろん普通のサワーもいっぱいあります!
お店情報
イチゴー
住所:東京都千代田区神田司町2-15-9 武蔵野ビル1F
電話番号:03-5577-6774
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日、祝日
Facebook:https://www.facebook.com/kanda150/
二軒目:中野「大衆酒場コグマヤ」
興味はあるけど、渋い赤ちょうちんにいきなり入るのは躊躇(ちゅうちょ)してしまう……。そんなあなたに、激オシしたいお店が中野にあります。
近年、内装やBGMを昭和レトロ風にしただけでない、真剣に大衆酒場文化をリスペクトした新しいお店が続々と増えています。
中野駅南口の小道「レンガ坂」にある「コグマヤ」は、まさにそんなお店。名物の串煮込み、鮮魚、日替わり料理、何を頼んでもおいしいんですが、お酒のラインアップにもこだわりありで研究熱心。
特に僕が心を撃ち抜かれてしまったのが、大鍋で煮込まれる「煮込み」の「豆腐」。タレで真っ黒に染まった豆腐のじんわりと優しいうま味は、有名店にもまったく劣りません。
▲これが「煮込み」の「豆腐」だ(120円)
ちなみにこちらの系列店としては2店目となる、250円の「ジンギスカン」が名物の大衆焼肉店も、池袋にオープンしています。
お店情報
大衆酒場コグマヤ
住所:東京都中野区中野3-36-4 深野ビル2F
電話番号:03-6304-8655
営業時間:17:00〜0:00
定休日:無休
Facebook:https://www.facebook.com/kogumaya.nakano/
三軒目:蒲田「肉のいちのへ」
肉! 卵! ごはん! ガッツリ系の料理を思いっきり堪能したい。できることならグラスを片手に……。
そんな要望を満たせるお店を大衆酒場の宝庫、蒲田に見つけました。
「肉のいちのへ」は、2017年夏にできたばかりの新しいお店でありながら、貫禄の煮込みと絶品のおつまみ、そしてハイクオリティーな串の数々をつまみに飲める大衆酒場。
特に、半熟玉子に豚のロース肉を巻いて焼きあげたオリジナル串「いちのへ巻き」のインパクトは絶大。香ばしい肉と、とろっとろの黄身のハーモニーが明日への活力を与えてくれます。
▲やきとん大好きなパリッコですら、はかりしれない衝撃を覚えた「いちのへ巻」(380円)
お腹に余裕のある方は、このいちのへ巻きをオン・ザ・ライスに、さらにガーリックまで加えてしまった禁断のメニュー、「肉玉ごはん」もぜひ!
▲「肉玉ごはん」(490円)としてメニューに名を連ねています。シメにぜひ
お店情報
肉のいちのへ
住所:東京都大田区西蒲田7-67-12
電話番号:03-6424-5665
営業時間:月曜日〜金曜日15:00~翌1:00、土曜日および祝前日の日曜日12:00~翌1:00、日曜日・祝日12:00~24:00
定休日:月曜日(祝日は営業)
ウェブサイト:http://nappa-juicy.com/ichinohe-info
四軒目:渋谷「Drill」
外食するなら絶対においしいものが食べたい! ワイン大好き!
そんな方には、渋谷の「Drill」はいかがでしょうか。
騒がしい渋谷の繁華街から少し外れた地下1階。重厚な赤い扉を開けるとそこは、ハイセンスながらもアットホームなワインバー。オーナーの大塚さん、実は隣り合う、予約制の小料理屋の店主でもあり、2つのお店は裏でつながっていて……。
つまりここ、ワインバーでありながら、大塚さんがその日の素材から最上のものを作り上げる、ジャンルを問わないおつまみがいただける料理店でもあるんです。
▲その日ごとにセレクトされる「本日のワイン」
例えば、鮎の塩焼きと白ワインを合わせたことがありますか? いつ行っても必ず驚きが待っている、ここでしか味わえないマリアージュ。気になる方はぜひ確かめにいってみてください。
▲鮎(アユ)の塩焼き(630円)
お店情報
Drill
住所:東京都渋谷区桜丘町30-9 桜丘芳和ビルB1
電話番号:03-3496-5399
営業時間:月曜日~土曜日・祝前日 19:00~翌2:00 (料理LO 翌1:00、ドリンクLO 翌1:30)
定休日:日曜日、祝日
五軒目:阿佐ヶ谷「江戸や鮨八」
気軽に旅行に行く余裕はないけど、とことん新鮮な魚が食べたい! という欲張りさんにはぜひここ行ってみてほしいです。
にぎやかな阿佐ヶ谷の「パールセンター」中ほどにある「江戸や鮨八」は、寿司をメインにうたいながらも幅広い魚介系のつまみが楽しめる、気軽な大衆酒場。
▲見た目も味わいも見事な「今朝どれ刺身盛り」が、なんと500円の衝撃価格!
オーナーの早津さんが研究熱心、かつ行動力の人で、なんと「銚子漁港」「長井漁港」に通いつめ、普通の飲食店ならば考えもしない、「セリに入る権利」を獲得してまったのです。毎週木曜日はオーナー自らがセリに出向く日となっており、つまり、築地などの市場を経由しない、正真正銘水揚げ直後の魚が、その日に味わえてしまうというわけ!
もちろんそういう事情なので、価格もリーズナブル。この衝撃、お魚好きならぜひ一度、味わってみてください。
お店情報
江戸や鮨八 阿佐ヶ谷店
住所:東京都杉並区阿佐谷南1-36-9
電話番号:03-5929-9239
営業時間: 17:00~深夜1:00 (LO 0:00)
定休日:無休、ただし12月31日のみ休業
六軒目:京成立石「秀」
貴重な「生ホッピー」を心ゆくまで堪能できるお店が京成線の立石にあります。
「大衆酒場ブーム」ともいえる昨今。主に関東地方のみで流通していた「ホッピー」も、随分メジャーな存在になってきました。
最近その存在を知って、ライトかつ爽快な飲み口にはまってしまった、という方も多いのでは? そんなホッピーにも、ビール同様「生」があることはご存知ですか?
立石の「秀」は、徹底管理などの条件をクリアしないと設置できない貴重なホッピーサーバーが、「白」「黒」そろったすごいお店。
▲左から「生ホッピー 黒」(450円)、「生ホッピー ハーフ&ハーフ」(450円)、「生ホッピー 白」(450円)
驚くほどに滑らかな味わいはもちろん、両方あるからこそできる飲み方「ハーフ」まで堪能できてしまう、ホッピーファンなら一度は訪れてみたいところ。
もちろんホッピーが合いそうなツマミもそろってます。
▲生ホッピーとの相性バツグンな「ハムカツ」(通常3枚 320円、写真は4枚)
お店情報
秀
住所:東京都葛飾区立石7-2-11
電話番号:03-5670-8739
営業時間:17:00~22:30 ※21時前後に暖簾が閉まります
定休日:木曜日
七軒目:東中野「タラキッチン」
昨今、飲み歩きをしていて顕著に感じる「ある潮流」があります。それは、インド、ネパール、タイをはじめとしたエスニック料理店が、日本の大衆酒場に近いリーズナブルな価格で、お酒を提供しだしたこと。
中でも東中野にある「タラキッチン」はその安さと、値段分以上のうまさに驚いたお店です。
それまでは、その国のビールやワインなどをそれなりの値段で出すだけだったのが「あれ? 日本の酒飲みって、安く飲めれば、うちの国の料理とウーロンハイでもぜんぜん抵抗ないの?」とでも気づきはじめたんじゃないかと予想。
▲だって明らかに値段下げてる!
▲このタンドリーチキンが299円
で、そういうお店が本気を出すと、強い!
その衝撃のラインアップ、価格、つまり「飲める度の高さ」は、記事の中にたっぷりと詰め込みましたので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
お店情報
タラキッチン
住所:東京都中野区東中野3-16-8 2F
電話番号:03-5330-5299
営業時間:11:00~23:00(LO 22:30)
定休日:無休
八軒目:江古田「赤茄子」
猫大好き! でも自宅のマンションはペット禁止。あぁ、猫と触れ合いたい……。
一刻も早く「猫成分」を補給しないとどうにかなってしまう! そんな方、多いと思います。だけど酒飲みって、いわゆる「カフェ」というものに行く習慣がないし、そもそも自分なんかがあのキラキラした空間に入っていったら浮いてしまうんじゃないか……なんて考えてしまいがちですよね。
はい、自分もそのひとりです。そんなあなたに朗報! こちらは、リーズナブルにお酒が飲め、かつかわいい猫ちゃんとも触れ合えてしまう「猫カフェ」ならぬ「猫居酒屋」です。
手作りのおつまみも気が利いているし、飲み放題システムなども良心的で、普通に居酒屋さんとしての満足度が高いのもポイント!
▲酒と猫。なんて幸せな光景……
お店情報
赤茄子
住所:東京都練馬区旭丘1‐77‐2 2F
電話番号:03-6915-3166
営業時間:18:00〜翌3:00
定休日:月曜日
九軒目:吉祥寺「カイ燗」
会社帰りに同僚とワイワイ盛り上がるおなじみの酒場もいいけど、たまにはひとり、しっぽりと飲みたい。できれば燗酒なんかをゆっくりと。そんなお店を探しているならばこちら。
吉祥寺の飲み屋街の2階でひっそりと営業する「カイ燗」は、珍しい「燗酒専門」の飲み屋さん。カウンター数席だけのシックな店内には、常にオススメの日本酒がずらり。
▲お通しメニューの内容、値段は日替わり
まずは日替わりのお通し数品と一杯の燗酒からなる基本セットでスタートし、女将さんとじっくりとお話をしながら、好みのお酒をセレクトしてもらう。銘柄ごとに変わるお燗の温度もぴたり。日頃のストレスや疲れが身体から溶け出すような、極上の時間が味わえます。
お店情報
カイ燗
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-25-6
電話番号:0422-21-8474
営業時間:18:00〜24:00
定休日:日曜日
十軒目:代々木八幡「ウエトミ」
それまで気軽に昼飲みできるお店のなかった代々木八幡の街に新しくオープンした、地元の酒飲み待望の立ち飲み屋さん、それが「ウエトミ」。大衆酒場シーンの新風を感じられる、心意気とセンスにあふれたお店です。
ピカピカの店内の中央にはコの字カウンターが堂々と鎮座していて、壁一面のガラス製冷蔵庫には大衆的なお酒から日本酒、ワインまでがずらりと並ぶ圧巻の光景。
もう片側の壁には、酒飲みのツボを心得たおつまみメニュー短冊が、これまたずらり。
どれを食べようかと眺めているだけで飲めてしまう、由緒正しき大衆酒場となっています。
▲密かにファンの多い、裏・名物的な「気まぐれカレー」 (580円)
女性が中心のスタッフさんの接客も心地良く、昼間っから大いに酔っ払いたい、新しい風をぞんぶんに感じられるお店。早くも名店の雰囲気すら漂わせています。
お店情報
煮込みとお惣菜スタンド ウエトミ
住所:東京都渋谷区上原1-1-21
電話番号:非公開
営業時間:14:00〜22:00
定休日:不定休
ウェブサイト:http://uetomi.tokyo/