いつか実現してほしい、完璧なリアルタイム翻訳
昔は機械翻訳といえば酷い品質でしたが、今はAI(人工知能)技術によりその性能が向上しつつあります。そんな中、Amazon(アマゾン)はAIアシスタント「Alexa」を各国言語対応のリアルタイム翻訳家に育てようとしてるとの情報が、海外で報じられています。
Yahoo Financeによると、AmazonはAlexaが単純な単語や文章の翻訳を行うだけでなく、結婚式など場面では現地の文化を加味した回答を返してくれるように発展させようとしているんだとか。2018年1月にAndroid版のAlexaアプリに音声機能が追加されましたが、今後は外出先などでもスマートフォンから高機能な翻訳機能が使えるようになるかもしれません。
さて翻訳機能といえば、Webサービスからイヤホン製品までさまざまなプロダクトに内臓されていますが、その中でも注目を集めたのはGoogle(グーグル)の翻訳機能搭載イヤホン「Pixel Buds」でしょう。こちらはAIアシスタント「Google アシスタント」を利用したリアルタイム翻訳がウリ…だったのですが、残念ながら各種レビューを見ると、期待とは程遠い完成度だった模様。翻訳って難しいんですねぇ。
また、Amazonは2017年11月にサーバー向けのAmazon Web Serviceにテキストベースのリアルタイム翻訳機能「Amazon Translate」を追加しています。こちらはサーバー向けかつテキストベースと今回の報道とはプラットフォームが異なりますが、Amazonが翻訳機能の発展に力を注いでいることは間違いなさそうです。
Image: Shutterstock.com
Source: Yahoo Finance via The Verge, Amazon
(塚本直樹)