エクセル 2016 CHOOSE 関数:インデックスに対応した値を取得する
はじめに
エクセル 2016 の CHOOSE 関数の使い方を紹介します。
CHOOSE 関数はインデックスに対応した値を取得します。
「WEEKDAY 関数」の値から曜日を表示したいときに使用します。
スポンサーリンク
構文
CHOOSE(インデックス, 値1)
CHOOSE(インデックス, 値1, 値2・・・)
名前 | 説明 |
引数「インデックス」 | 取得する引数「値」の番号を指定します。 |
引数「値」 | 引数「インデックス」に対応した番号の値を返します。数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。 |
使用例
曜日の値から曜日名を表示する。曜日の値は「WEEKDAY 関数」で取得しています。
=CHOOSE(B3,"日曜","月曜","火曜","水曜","木曜","金曜","土曜")
インデックスに対応した値を取得する。
=CHOOSE(B3,"ひ",2,$C$2,B3*100,SUM($B$4:$B$8))
解説
引数「インデックス」が 1 のときは引数「値1」が返されます。2 の時は引数「値2」が返されます。
引数「インデックス」には 1 以上の整数を指定します。小数が含まれているときは切り捨てられます。
引数「インデックス」に対応する引数「値」が存在しないときはエラー#VALUE!になります。
「IF 関数」で 1 の処理、2 の処理と分岐させるより、「CHOOSE 関数」を使用すると処理が見やすくなります。
=CHOOSE(B3,"日","月","火","水")
=IF(B3=1,"日",IF(B3=2,"月",IF(B3=3,"火","水")))
=IF(B3=1,"日",IF(B3=2,"月",IF(B3=3,"火","水")))
インデックス以外に文字列に対応した値などを取得したいときは「SWITCH 関数」を使用します。
スポンサーリンク