理研STAP細胞論文調査委員会報告、改革委提言等への根本的疑問

小保方論文の「改竄」「捏造」認定の不合理さ、バッシングの理不尽さ

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 集中して書きこまれているコメントには、さすがに辟易しています。

 No117129B6ICSIESと、No132ntESBDF1GFP5とが、石川氏が言う若山清香氏作製の細胞だというから、もしその場合には、小保方氏の日記の記述の解釈として、下記のように解することもできるのではないか?と提起したのに、この点には一切触れずに、「曖昧な書き方で間違った解釈をされる情報を織り込んでいた」とか、「若山清香氏に疑惑が向くように仕掛けたのだろう」とか、ともかく小保方氏を非難する方向に話を持っていき、あげくに、婦人公論編集部に抗議するというのは、理解不能です。
 
それで、もし最初の告発状や受理された告発状に、若山清香氏が作製し盗まれたものとして特定して記載してあるのは、保全リストNo117129B6ICSIESと、No132番のntESBDF1GFP52本のみということがはっきりしているのであれば、話が違ってきます。
 小保方氏の日記で、「調査委員会の調査期間中、『持ち主不明のES細胞』と呼ばれていたES細胞チューブ」と書いた趣旨は、保全リスト(2014514日付)
No117129B6ICSIESの備考欄にある「全くわからない」という記載や、No132ntESBDF1GFP5の欄にある「不明」という記載を踏まえたものではないか? ということになってきます。」
 
■ 私自身は、別に何が何でも、若山清香氏の作製した細胞が、129/GFP ESでなければならないと固執しているわけではありません。
2015年26日発売のフライデーの記事、25日配信のノースチャンネルでの石川氏の説明、それと当初告発状の「告発事実」の記載という複数の材料とを併せ読めば、石川氏は、若山清香氏作製として想定しているものは、129/GFP ESだろうと考えるのが、整合的だろうと考えたわけです。
他方、石川氏は、受理された告発状の説明として、Facebookで「STAP研究とは関係ないもの」として、李氏と若山清香氏の細胞を告発対象だとしていますが、当初告発状の説明から変遷しているように見えます。当初告発状の説明では、STAP細胞捏造に使われたとしていますから、矛盾しています。そして、本数も、「80本」(フライデー)だったり、「約80本」(Facebook)だったりと、曖昧になっています。
石川氏が告発状を公開していれば、こういうあれこれの推測の議論もすることないのですが、公開されていないので、その発言等から推測するほかありません。
 
■ もし「石川氏の一連の説明に矛盾はないのだ」と考えるとすると、どういう解釈が整合的か?と考えると、こういうことではないかと思えます。
つまり、当初、窃盗罪、詐欺罪、(偽計業務妨害罪)で考えていたが、詐欺罪を問うとなると、「STAP研究に用いて混入・捏造した」「金員や地位を得る目的で虚偽の論文を作製した」というところまで踏み込まないといけなくなります。実際、最初の告発状では、そこまで踏み込んだ結果、不受理となりました。
受理されるためには、「詐欺罪部分をはずさなければならない」ということになりますから、そうすると、おのずと「STAP研究に用いたかどうか」ということとは切り離さざるを得なくなります。そのことを背景として、「窃盗のみに絞った」「STAP研究に使われた以外のES細胞サンプルが対象」という説明振りになったのでは?と考えれば、一連の石川氏の説明は整合性が取れるかと思います。
しかし、そうではなく、あくまで、「李氏と若山清香氏の細胞は、STAP研究に用いたものではないのだ」とするのであれば、「石川氏は説明を変えた」「矛盾することを言っている」ということになってしまいます。
 
 こうやって一連の材料が整合するように推測すると、石川氏は、主観的事実としては、「李氏及び若山清香氏の作製した細胞が、混入・捏造に使われた」と信じていたが、告発状が受理されるようにするために、「混入・捏造の件には言及せずに、窃盗に絞る」ということにせざるを得なかった、ということではないかと考えています。
 
■ こうやって、私としては、考えの異なる皆さんからの指摘も排除せずに、それらの指摘も踏まえて別の可能性も検討して、小保方日記の記述の解釈を、「帰属の確定した保全リスト」という具体的な公式材料を踏まえて提示したわけですが、そのような検討は無視して、今度は、「曖昧な表現で、若山清香氏に疑惑が向くように仕掛けた小保方が問題だ」「このブログは人権侵害ブログだ」などと、ともかく小保方氏の否定と若山清香氏擁護のみが目的だと考えざるを得ないようなコメントを怒濤のように書きこまれるのには、もう許容限界を超えました。
 そのような目的と思われるコメントを、学とみ子さんのブログなども含めて、連日大量に書き込む時間と精力があるのであれば、ご自身で設定した場ないし同士の皆さんのお座敷で行って下さい。
 
 以下の4名の方には、もうコメント欄を提供するつもりはありませんから、今後の本ブログへの投稿は、テーマに関わらず、一切ご遠慮ください(投稿を禁止します。もちろん、HNを変えての投稿も不可です)。これまで、投稿の遠慮を伝えれば、ほぼすべての方がこれを直ちに守ってくれています。
  moy***** 
 匿名
 通行人
 
 今まで、本ブログでは、承認制や削除はとっていませんでしたが、それは、先日、コメント欄でご説明した通りの趣旨によるものでした。しかし、それをいいことに、コメント欄を埋め尽くされるのでは、他の方にも迷惑です。
 検討材料の提供、いろいろある検討材料の整合的説明等の提示などが、生産的議論のためには期待したいところですが、特定の材料のみを捉えて、あるいは記事やコメントの一部の記述のみを捉えて、否定的決めつけをする類いのコメントが目立ちます。今後は、倉庫への移管も含めて検討します。
 
■ 石川氏が、若山清香氏が作製したとする細胞が、129/GFPESなのか、それとも、No117129B6ICSIESNo132ntESBDF1GFP52本なのか、確実なところは、公開されている資料からは確実なことはわかりませんが、ただ、どちらであっても、桂調査委の調査期間中の公式の扱いとは異なります(「公式の扱い」というのは、前者は桂報告書本体、後者は「帰属の確定した保全リスト」の上でのことです)。
 その調査期間中に、若山清香氏が作製したという細胞2本が小保方氏のフリーザーにあったという話は、公式資料上も、マスコミリークの上でも一切出ていないと思います。出ていたのは、例のNHKスペシャルにも登場した李氏の細胞の件だけです。若山清香氏の細胞が「盗まれた」という話が出てきたのは、年が明けて、告発騒ぎが持ち上がった以降でした。
 どれが、若山清香氏が作製したとされる細胞かはともかくとして、「盗まれた」という石川氏の告発に、暗黙の了解を与えていたことは確かですから、若山清香氏が警察での事情聴取において、その自らが作製したとする細胞について「盗まれた」と陳述したことは、別に不思議でもありません。
小保方氏は、盗まれたとする対象の細胞名には言及していませんし、どちらの細胞だったとしても、「持ち主不明とされていた細胞」であることは公式資料の上で間違いありませんから、小保方氏が非難されるいわれはありません。

婦人公論編集部も小保方氏も、辟易していることでしょう。


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正しい批判に耳をかす必要はあると思いますが、管理人さんと小保方さんをただひたすら中傷するだけのコメントには辟易してました。これでコメント欄がすっきりしてくれることを願います。

2018/3/8(木) 午前 3:45 [ hap*y*humpi* ] 返信する

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