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[コメント] スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007/米)

ノスタルジーに浸るのも、奴らを応援するのも、全部ひっくるめてすがすがしく思えてしまう良作。男性の大半は「あの頃はアホでした」と共感すること請け合い。やっぱり色んな経験を積み重ねるほど大人になってからのお酒がウマイってもんですよ
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







沢山の意味が集約されるハズだが、お酒は「嗜好品」である。そして女の子はもちろん「嗜好品」ではない!!ただ願望の思うがまま同レベルで見ていたそれらが、最後には「愛」をもって見る目が変わっていくなんて…泣けるじゃないか。

あの子と寝たい!!と思えば寝られてしまうほど現実は厳しくないが(当たり前w)、「愛」を武器に前進してみる価値は誰にだってあるのよ。意外や意外、ディックなチラシの裏にはそういうメッセージがしっかり描けていた(笑)。

この作品、全体像は『ナーズの復讐』の現代版とでもいった感じ。冴えない男子が奮闘し、ラストにはちょっとしんみりできちゃうところなんか特にね。エスカレーターで2人が別れるシーン、ぐっときたのは僕だけだろうか?

また、『ポーキーズ』や『アメリカン・パイ』のように童貞少年がある意味で一皮剥けていく作品はコンスタントに作られるべきだろうな。実際に作られていくアメリカって国は本当に寛大というか、逆に邦画の器の狭さを思い知らされる。

(評価:★5)

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