| 最近のコメント 10 |
| ★4 | グレイテスト・ショーマン(2017/米) | クレジット開けのナンバー、"The Greatest Show" で白馬が数頭、音楽にぴったり合わせて速歩(はやあし)をする。これが、CG丸出しの不自然な歩様(足の動き)なのだ。この冒頭を見た時点で、何が生身の被写体なのか、分かったもんじゃない、という猜疑心を抱いてしまった。 [review] | [投票] |
| ★3 | シング(2016/米) | 私にとっては、物質的な質感のホンモノらしさがいちばんの驚き、見所か。洪水のシーンの水の質感など。縦横無尽なカメラの視点、その設計も驚愕もので、最初は目を瞠ったのだが、アニメーションなのだから、どんな制約も無くやれる、と思えば昂奮も薄れてくる。 [review] | [投票] |
| ★5 | 早春(1970/英=独) | 確かにスコリモフスキの最高作という声もうなづける、とても楽しく、瑞々しい映画だ。特記しておきたいシーン、シーケンスは沢山あり過ぎて困るぐらいだが、まずは、最初の客として登場するダイアナ・ドースが過剰で笑ってしまった。 [review] | [投票(2)] |
| ★4 | スリー・ビルボード(2017/米=英) | ラストもいい。このラストでポイントを上げる。このカットで終わればいいな、と思っているカットで終わる。
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| ★4 | 花筐 HANAGATAMI(2017/日) | 正直なところ、大林作品は随分と長い間、敬して遠ざけていた(つまり敬遠していた)のですが、いやこれは面白かった!今さら遅いと云われそうだが、反省することしきりです。 [review] | [投票(3)] |
| ★4 | ロダン カミーユと永遠のアトリエ(2017/仏) | 工房での長回しで始まるファーストシーンから、全編緊張感溢れる画面の連続だ。やっぱり見応えがある。裸婦のモデルが沢山出る、というのも見応えがある(というか目の保養になる)。 [review] | [投票] |
| ★4 | 勝手にふるえてろ(2017/日) | 松岡茉優と渡辺大知(二)との初めてのデート、クラブからホテル街のシーンでの彼女は、黒のストッキング。パンプスを履くカットから、タワーマンションのシーン、北村匠海(イチ)との最も重要なシーンは、白というか、明るいグレーのストッキング。中学時代、イチが残されている放課後のシーンは、紺色のハイソックス。 [review] | [投票(2)] |
| ★5 | 8年越しの花嫁(2017/日) | ファーストカットは、入院中の土屋太鳳のカット。次に、もくもくとわき上がる雲のカットが来るのだが、もうこの冒頭から心掴まれる。本作もまた、主演女優の顔の映画だ。土屋の顔は、通常生活時、重篤な状態、回復期、記憶を取り戻そうとする終盤、いずれのシーンにおいても、画面に釘付けになる力を持っている。 [review] | [投票] |
| ★4 | 遊び(1971/日) | 硬質で一本調子、現実離れした、いや、現実らしさを拒否する科白と所作の演出。これぞ増村の映画らしさ、ある意味ファンタジーなのだ。しかし、それにしても、大門正明の口調・台詞回しは特徴的だ。
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| ★4 | くちづけ(1957/日) | 増村の処女作は、木立の仰角移動カットで始まる、川口浩と野添ひとみの瑞々しい青春映画だ。だが、瑞々しさだけでなく、見事なエンターテインメント性も両立している。 [review] | [投票(1)] |