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Peak DesignのLEASHは小・中型ミラーレスカメラにちょうどいいストラップ【2台持ちにもいいぞ】


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昨年末にメインとサブカメラのストラップをピークデザインの「スライドライト(SLIDE LITE)」と「リーシュ(LEASH)」に変更しました。スライドライトについては以前紹介しましたが、今回はLEASHについて取り上げることにします。

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Peak Design / LEASH L-AS-3 レビュー

昨年の12月でクラウドファンディングで手にした新型SLIDE LITEの素材感が気に入ったこともあり、すぐに注文したのが昨年の8月頃に発売になっていたLEASH(L-AS-3)。型番から察するに、3世代目としてリニューアルされたモデルのようです。
様々なカメラ携行アイテムを製造しているPeak Design製品の中では比較的シンプルなタイプのネックストラップです。

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現行のLEASHはブラックとアッシュの2色がラインナップされていますが、今回私が選んだのはSLIDE LITEと同じアッシュ(グレー)のもの。ブルーのワンポイント刺繍が気に入ってます。
パッケージは現行Peak Design製品に見られる白基調のデザインで、同梱品としてアンカー(AN-3)が4個と小型のアンカーマウント、六角レンチに布製のポーチが付属しています。

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ストラップ本体はSLIDEシリーズなどと同じ車のシートベルトを柔らかくしたような丈夫なナイロン素材で、ストラップの幅は実測で18mmと一般的なネックストラップと比較しても幅が細いタイプです(SLIDE LITEが22mmでした)。

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ストラップのカメラへの取り付けは一度でもPeak Designのシステムを使ったことがあれば分かるかと思いますが、アンカーという小型のアタッチメントをカメラに取り付けることで、ストラップなどの着脱を容易に行えるシステムです。

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ワンタッチでストラップが装着できます

付属のアンカーマウント三脚穴に装着することで、両吊りとは違う形でカメラを固定できます。私は同社のキャプチャー用プレートを併用するので、このマウントは使いません。

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シンプルな構造ながら長さ調整が容易に行えるストラップ

一見するとシンプルなストラップですが、両端に長さ調整が可能な金具が付いています。よくある摩擦で固定するタイプの金具ですが、この金具の周辺が上手いこと作られているので、ワンタッチでの長さ調整が可能となっています。

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なかなか文字と写真だけでは説明が難しいのですが、これについてはピークデザイン公式の動画を見ていただければ一発で分かります。

撮影時と携行時で自由に長さを変えることができるので、所謂速写ストラップ的な運用も可能です。ストラップ幅の広い「SLIDE」「SLIDE LITE」ではロックのかかるパーツで長さ調整を行いますが、LEASHではより簡易的な仕組みでそれが行えるようになっています。

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重いカメラでも使えるけどバランスがいいのは1kg位まで?

重量は約9kg(20lb)まで耐えられるそうなので、コンデジから重量級の一眼レフまで対応します。しかし、細身のストラップということもあり、個人的には重量1kg位までカメラに使うのが丁度いいように感じます。

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総重量1kgを越えるとちょっと体への食い込みが気になります

もちろんもっと重いカメラを装着しても大丈夫ですが、1.5kgを越えるようなカメラになると身体への食い込みも強くなるので、素直にSLIDE LITEやSLIDEを使用した方がバランスがいいでしょう。

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このクラスになるとSLIDE LITEが欲しくなります

私が使っているカメラの場合だと、軽めのレンズを付けたOM-Dだったり、GX7MK2などは丁度いいバランス。

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ストラップ素材が柔らかく幅も細いので手にグルグル巻きにして使うこともできます。

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サブカメラ用に丁度いいストラップ

私の使い方でこのLEASHが最も活躍するのは、登山におけるカメラ2台携行の際。メインのカメラは少し重いレンズを付けて、ザックに取り付けたキャプチャーで携行し、サブのカメラはパーゴワークスのフォーカスに突っ込んで持ち運ぶことが多いです。

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メインのカメラはSLIDE LITE、サブカメラはLEASHで

この時、折りたたんでも邪魔にならない、LEASHの存在が大変助かっています。

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実際に使う際には、命綱的に首に回していることが多いのですが、2本のストラップを両肩に斜めがけするような状況において、太すぎず出しゃばらないLEASHは2台目用のストラップとして丁度いいのです。

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なかなかこのような使い方をする人は少ないかもしれませんが、2台のカメラを効率良く携行したい私にとっては、頑丈だけど邪魔になることもなく、さらに着脱のスムーズなピークデザインのストラップは欠かせません。

これはLEASHに限りませんが、雪や雨の中で使った後に、濡れたストラップを外してカメラだけを乾燥・除湿させることができるのも、ピークデザインのストラップ(というかアンカーシステム)を使う利点かもしれません。

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そんな便利なピークデザイン製品ですが、全体的に少々お高いのがやや残念(笑) そんな中でも、このLEASHは他の製品に比べても若干コストパフォーマンスが高いので、最初に手を出してみるPD製品としてはかなりオススメかもしれません。

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