ITmedia NEWS > 企業・業界動向 > LINE、アプリ内に「LINEウォレット」新設 “お金”...

LINE、アプリ内に「LINEウォレット」新設 “お金”の機能を集約、「スマホの財布」目指す

» 2018年03月07日 14時15分 公開
[ITmedia]

 LINEは3月7日、コミュニケーションアプリ「LINE」をリニューアルし「ウォレット」タブを新設したと発表した。決済サービス「LINE Pay」を中心に、商品購買や支払いなどお金に関する機能を集約する。「お金の流通で生じる手間や時間を短縮したいというユーザーの要望に応える」(同社)という。

photo 「その他」タブが「ウォレット」タブに
photo iOS版の画面

 LINEを開いた画面の右下にあるタブが、「その他」からお財布マークの「ウォレット」タブに変わり、LINE Payの他、LINEポイントやLINEコインなどの機能を一覧表示する。それぞれの残高確認に加え、LINE Payでの送金や支払い、残高のチャージも可能。

 6日にLINE Payに追加した請求書上のバーコードをスマートフォンで読み込むと公共料金などの支払いができる「請求書支払い」機能や、おすすめクーポンの一覧も追加。将来はさまざまなショップやレストランなどのポイントカードやクーポンを管理できるようにし、「スマホ上の“お財布”としての役割を目指す」としている。

photo LINE Payの「請求書支払い」
photo クーポンサービスのイメージ

 ウォレットタブ新設に伴い、「その他」タブにあった「友だち追加」や「設定」などは「友だち」タブの上部に移動する。

photo 「友だち」タブも新しく(LINE公式ブログより)

 LINEウォレットの表示には、最新版のLINE(Ver.8.3.0、iOS/Android)をインストールする必要がある。iPadは非対応。

 LINEは今後、キャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、「LINEウォレットを金融サービスのゲートウェイ(出入口)と位置付け、FinTech事業領域の強化・拡大に注力する」としている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Special

- PR -

高性能なイメージセンサーとAIが出合うと何が起きるのか。ソニーの裏面照射型CMOSの生みの親と、伊藤穣一氏がAI×イメージセンサーの未来を語った

100%EVの新型「日産リーフ」には、最新の自動運転技術やスマホ連携機能が満載。デーブ・スペクターさんのEV初体験・試乗レポートをお届け! 彼はどんな評価を下す……?

「2020年までにクラウドでナンバーワンになる」は本当ですか? Oracle Cloudの「強み」「違い」をユーザー視点で聞いてみた。【Shift, Cloud】

「AIは万能だ」──間違った知識を身に付けていませんか? AIの現状をいち早く知ることで、他社に差を付けるチャンスを掴めるかも。ビジネス活用の今がここに

内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)に聞いたサイバー攻撃の脅威とは? ビジネス/技術/人の3視点でデジタルトランスフォーメーション【DX】を総力特集

楽譜も読めない初心者が、最新電子ピアノで「あの名曲」に挑戦してみた。40代の今からピアノを始めて、いったいどこまで弾けるようになる?

マネジメント経験はないけど、年収を上げるには管理職を目指すしか……そう思っているエンジニアが20~30代のうちに考えておくべきことは?

仮想通貨に投資する投資家が増えている。何が魅力なのか――DMM Bitcoinの社長は「法定通貨と同じ役割を持つ将来」への期待だという。どのような将来だろうか。

Special

- PR -