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このところ、あらゆる通信事業者が第5世代移動通信システム(5G)関連のニュースを前面に押し出しているように見受けられる。スペインのバルセロナで開催された「Mobile World Congress(MWC)2018」がコンシューマーにアピールするイベントから、業界イベントへと変化した点に目を向けると、これは驚くほどの話ではないだろう。
5Gは、機械学習(ML)や人工知能(AI)、クラウドとともに、自動運転車やスマートシティといった分野を変革するテクノロジだと捉えられている。しかし5Gは本当にこれら分野に変革をもたらすテクノロジなのだろうか?米ZDNetは同分野における複数のリーダーにインタビューし、5Gがデータの収集やストレージ、処理、アプリケーションにもたらす影響とともに、クラウドやAIとの相互作用について語ってもらった。
5Gの大きな売りはネットワーク速度だ。しかし、IoTや自動運転車といった、エッジでのアナリティクスやインテリジェンスに関連するユースケースにとって、ネットワーク速度は鍵となるのだろうか?
Sierra WirelessのIoTソリューション担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるOlivier Pauzet氏は、以下のように述べている。
(ネットワーク速度は)極めて高い帯域を必要とする一部のアプリケーションでは鍵となるだろうが、今日におけるほとんどのIoTアプリケーションの主な制約はネットワーク速度の面ではなく、データオーケストレーションの面にある。
これ(オーケストレーションの問題)は、IoTの極めてエッジな部分、すなわち『ディープエッジ』における処理能力に制約のある、低帯域で低消費電力のIoTデバイスを利用するIoTアプリケーションの成長を阻んでいる。高速なネットワーク速度ではなく、データのオーケストレーションこそ、これらエッジデバイス上でのデータ処理を強化し、そうしたデバイスからデータを抽出し、そのデータをクラウド上の他のデータソースと統合し、該当デバイス上のセキュリティやその他のソフトウェアをアップデートするうえで本当に必要なものだ。
高速なのは良いことだが、得られるデータの量が増えても、それを生かし切れなければ何のメリットがあるというのだろうか?これがPauzet氏の主張だ。Sierra Wirelessは、世界のIoT市場をリードしている企業であり、同社の製品は電力業界からスマートメーターまで、そしてPCやタブレットから自動車にまで利用されている。
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