新紀元社出版「魔道書大戦TRPG マギカロギア」の非公式Wikiです。

ミニサプリメント「見届ける者たち」


  • はじめに
このサプリメントは、立会人にまつわる様々なルールを補足・追加するためのものです。この追加データを活用するためには、『マギカロギア』の基本ルールブックが必要となります。

  • ラウンドの開始
立会人は、「ラウンドの開始」時に魔素を獲得することができません。
【乗騎】などの効果によって、【マナ】を持つ元型を使役している場合でも、立会人は魔素を獲得することはできません。

  • 召喚ステップ
立会人は、召喚ステップに召喚の魔法を使用することはできません。

  • 立会人の元型
基本的に立会人は、魔法戦時、元型を召喚できません。
しかし、【導師】や【乗騎】などの魔法を使って元型を使役することは可能です。また、集団戦時には、自分が代表のときに召喚した元型を、立会人時に使役することができます。
立会人が効果を発揮できる元型のエフェクトは、【ブロック】、【ブースト】、【キャスト】、【ウォード】、【プラス】、【マイナス】、【スペルカード】です。【追加ダメージ】、【マナ】のエフェクトは使用できません。

  • 攻撃ステップ
立会人は、自分の代表が防御を行うとき、追加で防御サイコロを1個プロットします。そして、プロット公開後、代表の呪圏にその防御サイコロを置きます。これを防御支援と呼びます。
防御支援は、立会人全員が行います。
防御支援でプロットできる防御サイコロは、立会人の【防御力】に関係なく1個だけです。【分析】のような「立会人時の防御サイコロを増やす」効果を持つ魔法が使用可能な場合、プロットできる防御サイコロの数を増やすことができます。
もし、立会人が、元型のエフェクトの【ブースト】や運命の力の「契約」を使うことができる場合、立会人の防御サイコロ公開後に、それらの効果を使って防御サイコロをランダムに増やすことが可能です。

  • 攻撃サイコロ
立会人は、攻撃ステップに攻撃サイコロをプロットすることはできません。
ただし、【援護】などの「攻撃サイコロがプロットできる」効果を持つ魔法が使用可能な場合、攻撃サイコロをプロットすることができます。そうした場合、立会人の攻撃サイコロ公開後に、【ブースト】や「契約」の効果を使って攻撃サイコロをランダムに増やすこともできます。

  • 集中防御
立会人は集中防御を行うことはできません。

  • フィードバック
立会人にフィードバックが発生するのは、自分の代表が攻撃によってダメージを受け、【魔力】が減少したときだけです。呪文などの効果によって【魔力】が減少した場合、フィードバックは発生しません。

  • NPCの立会人
NPCを立会人として登場させる場合、以下のように処理しましょう。

  • PCを味方するNPC立会人
GMがランダムにプロットする。もしくは手の空いているプレイヤーがいれば、その人にお願いする。

  • NPCを味方するNPC立会人
その魔法戦の代表が自由にプロットできる場合、ランダムにプロットする。その魔法戦の代表がランダムにプロットを行う場合、自由にプロットを行う。
クライマックスフェイズの場合、NPCを立会人にするのではなく、複数の敵として処理を行うのが望ましい。

汎用魔法・呪文

『』…このページでは選択ルール・呪句 -インヴォケーションヴァース- を示します。
文章の「に」や「は」等の違いは大目に見て下さい。


◇黒風 -ブラックストーム-

タイプ:呪文指定特技:《嵐》目標:味方の代表1人コスト:星2
立会人 累積不可
自分が立会人のとき、味方の代表が攻撃サイコロをプロットする直前に使用できる。自分の【魔力】1点を消費して判定に成功すると、目標に【追加ダメージ1】が付与される。

『汝は勝利をもたらす神風。』

◇声援 -エンカリッジメント-

タイプ:呪文指定特技:《叫び》目標:味方の代表1人コスト:獣2
2回制限:セッション 立会人
自分が立会人のとき、味方の代表が判定のサイコロを振った直後に使用できる。判定に成功すると、その判定のサイコロを振り直すことができる。

『届け必勝の叫び。魂の唸り。命のこだま。』

◇返礼 -リヴェンジ-

タイプ:呪文指定特技:《円環》目標:敵の代表1人コスト:力2
立会人
自分が立会人のとき、自分の防御サイコロで敵の攻撃サイコロを1個以上取り除いたときに使用できる。判定に成功すると、目標に1点のダメージを与えることができる。

『回れ、因果の車輪。砕け、逆意の化身。』

◇戦友 -コンパニオン-

タイプ:呪文指定特技:《勝利》目標:自分コスト:歌2
1回制限:セッション 立会人
自分が立会人のとき、魔法戦終了時に、味方の代表が魔法戦に勝利したときに使用できる。判定に成功すると、味方の代表を目標にして「事件表」を1度使用することができる。

『結ばれし因果の糸よ。途切れる夜まで我らをつなげ。』

◇唱和 -コーラス-

タイプ:呪文指定特技:《祈り》目標:味方の代表1人コスト:夢2
立会人 累積不可
自分が立会人のとき、味方の代表が呪文タイプの魔法を使うときに使用できる。自分の【魔力】1点を消費して判定に成功すると、その呪文の判定にプラス1の修正がつき、その呪文に対する抵抗判定にマイナス1の修正がつく。

『影となり、共に寄り添う。汝が歌うがままに。』

◇奇門 -ディスオーダー-

タイプ:呪文指定特技:《迷い》目標:敵の元型1体コスト:闇2
立会人
自分が立会人のとき、味方の代表が召喚ステップに召喚タイプの魔法を使わなかったときに使用できる。自分の【魔力】1点を消費して判定に成功すると、目標の持つエフェクト1つを選ぶ。そのラウンドの間、目標はそのエフェクトを使用できなくなる。

九陣くじんのうち、四を正とし、四を奇とし、余奇を握機あくきとする。』

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