アメリカの女子大生が「黒板に書いた本音」が名言だと支持を集める
パデュー大学はアメリカを代表する名門校であり、理系と経営学の分野で優秀な人材を輩出しています。
(2010年にノーベル化学賞受賞した根岸英一さんはパデュー大学特別教授)
自分を奮い立たせて勉学に励まなくては、単位の取得は容易ではありません。
そんなパデュー大学の黒板にある女子学生が記した「賢明な言葉」が、海外掲示板で人気を呼んでいました。
Wise words from a Purdue University student
私の成績は、私に『トロフィーワイフ(魅力的で若い自慢の妻)になれ』と言ってくる……
でも私の容姿は、私に『必死に勉強しろ!』と言ってくる。
(※トロフィーワイフとは、男性が“勝ち組”であることを見せびらかすために結婚した、誰もがうらやむような若くて美しい妻のこと)
成績を維持するのがつらくなり、もう美しさをみがいて玉の輿に乗ろうと逃げの気持ちになるも、よく考えたらそれが期待できるような容姿ではなかった……ということでしょうか。
少しばかり悲しい現実でもありますが、こんなモチベーションの上げ方もあるようです。
自虐的ではあるものの、多くの大学生たちに賢明な言葉だと支持されていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●気にしないでいいよ。参加賞レベルのトロフィーワイフだって数のうちだ。
↑参加賞のトロフィーをもらったことがあるが、もうそれを受け取るのでさえ悪いと思ったよ。いったい誰が考え付いたのか知らないが、あれはやめた方がいい。
子どもの自信を上げるよりダメにする。負けるより気分が悪かった。
↑自由主義者が好む全員が勝者ってやつか!
↑なら、オレはトロフィーハズバンド(夫)になるよ。
●ちっとも理解できない。棒グラフで説明してくれ。
↑これはきっと間違いだ。パデュー大学の学生なら棒グラフを使っている。
●「私の成績は、私にトロフィーワイフになれと言ってくる……自分の性別と性癖は必死に勉強しろと言ってくる」
↑夫の夢はトロフィーハズバンドになることだった。残念ながら中流の私と結婚した。彼は今でも私が後進国の腐敗した政治家で、メイド付きの島でも買ってもらうことを夢みている。その夢を語り出すとすごく細かい。
↑トロフィーハズバンドは存在するが、たいていは悪い契約だぞ。
●トロフィーハズバンドを欲しがっている女友達が驚くほど多いよ。
(イケメンを欲しがっているというより、単にマイホームパパを欲しがっている)
↑その中に独身の人はいる? 単に友人が欲しいだけだが。なまけ者で料理と掃除が上手い人。
●私もそこの学生だけど、その通り。
●パデュー大学のエンジニア専攻だが、女性を見かけたらそれが正しいかどうかを聞いてみるよ。
●どっちかっていうと、落ち込む言葉だ……。
どこまでジョークかわかりませんが、賛同者が多いので真理も含まれているのでしょうね。
パデュー大学の航空宇宙工学レベルはMITに並び、アポロ11号で人類初の月面着陸を果たしたアームストロング船長もここの卒業生です。