ソフトウェアアップデートでiPhoneの旧モデルにおいて、動作速度が減衰する問題が大きく取り沙汰されたことを受け、Appleはバッテリー交換の割引を実施していますが、バッテリー交換前と後のiPhone6sの性能を比べた動画が投稿されました。パフォーマンスの目に見える変化を確認することができるだけでなく、ベンチマークでも大きな差が出ている模様です。
バッテリー交換前と後のデバイスを左右に配置
先週末、YouTube上にユーザー名Bennett Sorbo氏が投稿した動画では、「アプリを開く」「ウェブブラウジング」「ゲームプレイと動画再生」などのCPUに多くの負荷がかかるタスクで、バッテリー交換前と後のiPhone6sのパフォーマンスが比較されています。
動画の左側にあるのがバッテリー交換前のiPhone6sで、画面右側がバッテリー交換後のiPhone6sとなっています。
動画の投稿主は、バッテリー交換がサードパーティーによるものなのか、それともAppleにより行なわれたのかを明らかにしていませんが、動作性能に大きな違いを確認できます。
バッテリー交換前のiPhone6sは、与えられたタスクを終えるのに5分45秒かかりましたが、バッテリー交換後は同じ動作を4分33秒で完了しています。
加えて、Geekbenchのベンチマークテストも実施されましたが、バッテリー交換前のiPhone6sが、シングルコアで1,437ポイント、マルチコアで2,485ポイントであったのに対し、バッテリー交換後は、シングルコアで2,520ポンド、マルチコアで4,412ポイントに達し、大きな差がみられることがわかっています。
Source:AppleInsider, Bennett Sorbo/YouTube
(lexi)