快速にはねられ男児死亡、三重 誤って線路侵入か

 男児が列車にはねられた津市河芸町の現場付近=3日午後
男児が列車にはねられた津市河芸町の現場付近=3日午後
写真を見る

 3日午後0時半ごろ、津市河芸町の伊勢鉄道伊勢上野―河芸間の線路上で、名古屋発鳥羽行きのJR快速みえ(4両編成)に近くに住む男児(5)がはねられた。男児は搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。乗客乗員約100人にけがはなかった。

 津署によると、盛り土の上にある線路に男児が立っていたという。運転士は「男児に気付いて非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話している。死因は頭部外傷だった。津署は男児が誤って立ち入ったとみて、事故の原因を調べている。

 現場の周囲は田んぼに囲まれ、線路脇に侵入を防ぐ柵はなかった。

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]