5歳児はねられ死亡 進入防ぐ柵などはなく
3日午後、三重県津市で、5歳の男の子が列車にはねられ死亡した。
警察によると、3日午後0時半ごろ、津市河芸町の伊勢鉄道の線路上で、名古屋発鳥羽行きのJRの快速列車に男の子がはねられた。近くに住む5歳の男の子で、病院に運ばれたが頭を強く打っていて、まもなく死亡が確認された。列車に乗っていた乗客と乗員およそ100人にけがはなかった。
運転士が線路上に男の子がいることに気付いて急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。現場の線路は5メートルの高さの土手の上にあり、進入を防ぐ柵などはなかった。警察では、どのように男の子が進入したのか、当時の詳しい状況を調べている。