株式会社カプコンは、『モンスターハンター:ワールド』(以下、『モンハン:ワールド』)が全世界で750万本出荷を達成したと発表した。これはパッケージ版のみではなくダウンロード版の販売実績を含む数値となっている。
『モンハン:ワールド』は、2018年1月26日より発売中の『モンハン』シリーズ最新作。携帯ゲーム機からの移植・拡張版を除けば、Wii向けに2009年に発売された『モンスターハンター3(トライ)』以来となる据え置き機向けタイトルだ。
フィールド間のシームレスな移動やクエストへの途中参加など過去作から大きな変更が加えられた内容で、また縄張り争いを筆頭とした生態系システムなど新たな要素も加わっている。
とくに国内での人気が根強い『モンハン』シリーズだが、今作は国内メディアのみでなくThe GuardianやEdge Magazineといった海外メディアからも高い評価を獲得。
セールス面も非常に好調で、ファミ通によれば発売3日間で国内では135万本の出荷本数を達成。また1月31日には、カプコンから全世界出荷本数が500万本に到達したことが発表された。
※『モンハン:ワールド』公式Twtterアカウントのツイート。500万本を記念してアイテムパックが配布された。
カプコンによれば、750万本の出荷本数はカプコンにおける単一タイトルとしても史上最高記録を更新したとのこと。
同社の公式サイトにて公開されている販売実績では、上から『バイオハザード5』が730万本(PS3/Xbox 360/DL)、『バイオハザード6』が710万本(PS3/Xbox 360/DL)、『ストリートファイターII』が630万本(SFC)と記載されており、『モンハン:ワールド』はこれらの作品を超えた出荷本数記録を打ち立てたことになる。
なお、『モンハン』シリーズでもっとも売れた『モンスターハンターポータブル 3rd』は490万本(PSP/DL)。すでに1月31日に発表された500万本の時点でシリーズの最高出荷本数は更新していた【※】。
※ DLと記載されている数値はダウンロード版の販売数を含む出荷本数。
『モンハン:ワールド』では無料アップデートが続けられる予定となっており、2018年春には第1弾にてシリーズ過去作にも登場した元祖“乱入”の代名詞的モンスター“イビルジョー”も登場予定。
また、発売時期はまだ公表されていないながらもPC版もリリース予定となっており、今後もセールス面にて好調が続くことを予感させてくれる。
文/ishigenn