パスタ食べたいなぁと料理屋に入ると、私の場合、確実に目にとまるのがぺペロンチーノ。ぺペロンが、そしてにんにくが大好きなんですね。だから、ぺペロンにまず注目します。しかし、とっても食べたいのに、素直にぺペロンへ行くこともあまりありません。
寂しいんですよねー。いやいや、本来は、そのシンプルさかげんがいいのですよ。その潔さがとってもいい。でも、ね。なんだか寂しいのです。肉とか魚が、顔出してほしいんですね。エビとか貝でもいい(いいというか、熱烈大歓迎)。
なので、ぺペロン大好き、食べたい!……なんだけど、お店のお姉さんがくると「ぺ、ぺ、ぺ、ペスカトーレ」とか、「ぺーーーーーぇ、み、ミートソース」とか言ってしまうんですね。直前までぺペロン気分でも、いざ注文というときにとっさに別のに買えちゃうことも結構多いのです。具がないと寂しいんですよ。結局。気配を察知して、具が入っているメニューが入っている店もありますけどね。でも、勝手なもんで、そういう店では別のもの頼んじゃってる自分がいます。なんだろうね。
何が好き、何が食べたい、というよりも、こりゃもう性格かな。性格の奥底の方で何かが歪んでいるというか、まぁ、食い意地が張ってんだな。
その点、家で作るはいいですよね。にんにく、塩味の要素に、具が欲しけりゃ、入れちゃえばいいので。好きなように好きな物を作って食べられる。ゆで加減も自分で決められるしね。今度は手打ちパスタを作ってみたいと思うております。本なんかを読んでいると、蕎麦打ちよりやりやすそうだと、興味津々。