★5 | ドキュメンタリー映画と言えどもエンターテイメント [review] (samurai) | [投票(2)] |
★5 | 「みっくん」のこと、「全聾」であったこと、「杖をついていた」こと、そんなことはばっさり切り捨てながら、佐村河内の内に入って緊迫感に満ちたドキュメントらしきものを構成する。この映画の監督はただ者では無い。本当に面白いので、TOHOシネマズ300スクリーンくらいで公開して欲しい。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | 薄暗い室内に大きな音で鳴り響く玄関チャイムや、窓外を走り抜ける電車の癇に障る轟音。もしも、この耳障りな生活音が、聾唖者の暮らしぶりを演出するためのFAKEだったとしたら森達也ほど巧妙な嘘つきはいない。私のなかの、疑うことと、信じることの曖昧さ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 成程、確かにこの映画は俎上の諸サブジェクトの真偽判定を保留の状態に至らしめる。ここでは真偽をめぐる問い自体が無効だと云ってもよい。真偽の境はグラデーションである、などと森達也好みの云い方もあるだろう。それでもなおこの映画はある一事を避けがたく明証する。それすなわち森の演出力である。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★4 | アメリカ人ジャーナリストとのやりとりのシーンが秀逸。ここまでは、正義が大切、ある意味全員が被害者、全員がいい人的な流れだったのが、このシーン以降一気に「全員が偽善者」と一変する。これこそがこの映画の成功点だろう。そして唯一ネコだけが日々をデレデレ過ごし、ヤツだけがすべてを知っている。 [review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★4 | 「事件」について何も知らずに観たが、それでも色々感想が湧いた。熟知したうえで観たらもっと面白いのだろう。しかしそのために週刊誌のバックナンバーをひっくり返す気にはならない。 [review] (寒山) | [投票(1)] |
★3 | その場面の“沈黙”の「質」を担保する生活者的ディテールあれこれ。あれこれの時間的持続の中での共有ありこそすれ、見る者はその場面の“沈黙”にある種の「応答」を見出す。この人はこういう人なのだ、と。その納得を導く為のあれこれが、そのまま映画自体が描き出す普遍的な「豊か」さともなる。楽曲は如何にも“それらしく”、それをそこに当てはめるセンスはまさしく諧謔。 (ハイタカ) | [投票(2)] |
★3 | 神山典士の受賞パーティーもサイン会の現場も突撃してくる森達也を受容できてしまう。わたしはこの平和な感じが好きなのだが、業界人が馴れ合うさまは被写体の男を疎外して異邦人にする。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★2 | どっちがペテン師だか分かりゃしない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★2 | こういうのが「汚い」映画なのだと思う。森達也が腹黒すぎて佐村河内氏とかどうでもええわ。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |