「SING」みたいだな…「SING」じゃんww…「SING」かよwww…あれ、これまじで「SING」じゃね?…それ「SING」!!……「SING」だった…。
大味。OPはなかなか良い。ゼンデイヤ超可愛い。濃い。しつこい。アメリカが作りました!って感じ。
SINGと似てたのは、元になった人が同じだからだね。記憶消せばよかったね。まぁ仕方ないとして、脚本がちょっとおおざっぱ。
SINGの方がテンポよく作れていたし、エンタメ映画として出来上がっていたかな。
音楽も一つ一つは良いとしても、主題の変奏曲で回しすぎて、少し飽きてきました。
ミュージカルって大げさなところ、静かなところ、優しいところ、可愛いところ、凄いところ。という構成で出来が決まると思うんだけど
この作品はもうずーっと大げさ。
だから圧倒はされるんだけど、最後の方には慣れちゃうし、物足りなくなっちゃいました。
まぁミュージカルって音楽や演出だけじゃなく、脚本大事なんだよなやっぱり…。
なんとご本人が当日までの再現VTRに協力!子役の子はできるだけ似てる人を集めました!
この国の英雄なので、映画化しました。まさかのイーストウッドを使って!
という映像体験。(しかし奇跡体験アンビリバボ—も本人が出てくるし、大体アンビリバボーな気もする)
中身はほぼ観光映画。予告やポスターのイメージが失敗。もっとインスタ映えでマナー違反当たり前のアメリカ人の映画だということを前面に押し出したほうが、パリピの教育には良かったかもしれない。(普段迷惑かけてるんだし、もしものときは命を張れって感じの教育)
うーん、乗れなかったんだけど。個人的に日本人だから、やはりキリスト教の概念とかそういうものが分からず、主人公に共感できなかったのが問題なのだろうか。
ただ今回は一般人の話で、一般人が演じている。共感をしてもらおうというコンセプトも見えないことは無い。
もう一つ、日本人としての感覚なのだろうが、ヒーローは騒動が終わると隠れてこそヒーローという美学が自分の中にあるのかもしれないと気付かされた映画だった。
少なくともこの映画の本人たちは、記者会見に臨むどころか自分出演の映画まで撮ってしまった。
美学に反する。武勇伝もほどほどにしてほしい、と思った。が、しかし、こういうことがしたきゃすればいいと思う。
すげー。
でも暗い。暗い、もう暗い。良くも悪くも隙が無い。遊びが無い。つらい。すごい。しんどい。
アカデミー賞が好きそう。
(感想するのが疲れてきたのでこの文量)
グロイ。グロイの苦手。なんでこんなの見ちゃったんだろう。いや見て良かったな!と映画館の中で自問自答していた。
動物のグロシーンがあるんだけど、直視できなかったけど嫌な感じはしなかったというか…アニマルプラネットみたいな感じで新鮮だった。
帰ってからもずっとこの映画について考えている。直球の純愛ストーリーのロマンチックさ。
賞とるならこれがとってほしい。断言するけど間違っても作品賞とらない。だってアカデミー賞が避けそうだもの…。
上記の作品がアメリカのなかで収まる感じがしていたのに対して、この映画に関しては裏テーマが「さぁ、アメリカから抜け出そう!」なのも新鮮さがあった。最早生きにくい国にとどまる必要はないのである。
恋愛、政治、歴史、怪獣、おとぎ話、差別、神話、ミュージカル、性、暴力。
ちょっと要素詰め込みすぎ!それが良いけどね!
うん、こんな感じで忘備録です。
ネタバレしてそうでしてない、ほどよい書き込みでありがたし。 デルトロ監督の観に行かねば。