ボストン爆破テロ=テロリズム=カミカゼ?

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永遠のゼロ


永遠のゼロ
大ベストセラーなのでご存知の方も多いと思うのですが、第二次世界大戦での航空隊のパイロットについてのフィクションもの。
読み始めたらとまらず、私は去年、モスクワの冬なんて忘れるくらい引きこもって、読みふけったのですが。。
この本に出会ったのはアマゾンのトップレビューを呼んだのがきっかけ。

”この本を昭和3年生まれで少年飛行兵だった伯父にプレゼントしました。感想を聞いたら、その夜、久々に練習機に乗った夢を見たそうです。
伯父は琵琶湖周辺の基地で練習をし、特攻機に載らずに終戦を迎えたそうです。そんな伯父が孫から「じいちゃん、特攻隊ってテロなんだって」と云われた時、学校に抗議したそうです。
「特攻隊は決して一般市民を狙ったものではない、テロと一緒にするな」と。


先日ボストンで爆破テロが起きました。
尊い命を奪った起こってはならないことです。

この出来事を元に今日、ライティングの授業中”安全性”について個々に意見をまとめ書きました。。

「何がどこで起こるかなんてわからない。」

というのが正直なところですが、ニューヨークに移り、グランウドゼロの目と鼻の先に引越し日々感じるのはアメリカ、とくにニューヨークはとくに危険度が高いということ。
テロに繰り返される銃事件、、


しかし、今日の授業でもっとも衝撃的だったのは教授の驚くべき発言。。

ボストンの爆破事件について語りつつ引き合いに出した言葉は「カミカゼ」
教授の父親が「戦時中に隣にいた仲間をカミカゼに殺された」
という話をテロリズムの歴史などとさらっと発言。。!

もうその後の授業など頭に入らず、ひたすら考えてしました。
永遠のゼロのことを思い出しました。

歴史の教育の違いには日本側、米国側それぞれに偏りがあることは、
カンザスの高校で痛いほど感じました。

歴史、文化を多方面から見る、理解する。私が旅、移住を続けてきて学んだことは違う角度から物事をみるということの大切さ。正しく理解することはできないかもしれないけど、一方方向ではなく、色々な角度から。

そんなこんなで教授の発言について一日中考えてしまった今日この頃。
意見したいことが多すぎるからレポートにしようかと思ったけど、
私ももっともっと知らなければいけないことがあるのか。。と考え、またぐるぐる。。

でもやっぱりほおっておけないそんな発言。
言おう。そしてできればこの永遠のゼロが翻訳されて教授にプレゼントできたらいいのに。。

次に何の本読もう?って考えてる人!読んでみて!


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