[活写] ハイテク農機 “進化形”?

 アニメの世界のロボットが現実世界に出現──。家畜のふん尿処理機などを手掛ける群馬県榛東村の機械メーカー、榊原機械が、二足歩行する巨大ロボット「LW―MONONOFU(モノノフ)」を製作した。

 高さ8・5メートル、重さ7・3トンで、リフトを使って胸部に設けた操縦室に人が乗り込む。電力で両手足や腰の関節が動き、すり足で時速約0・6キロで歩く。自社工場で組み立てた。

 同社は農機をはじめとする機械の開発で培った技術力をPRしようと、15年前からロボット製作に取り組む。担当した開発課の南雲正章さん(44)は「最新の農機はロボット並みに多機能。機械の未来を感じてもらえれば」と話している。

 イベントへの貸し出しや販売も受け付ける。問い合わせは同社、(電)0279(54)2184。(江口和裕)

 

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