先月行われた「軍装祭」というサバイバルゲーム関連のイベントで、旧日本軍兵士のコスプレをした上、中国人捕虜を斬首するポーズをしてみせたバカウヨがいた。
このバカウヨのtwitterアカウントは削除済みで、当のイベントからも出禁を食らっているそうだが、それにしてもこの言い草は醜悪としか言いようがない。
今日の軍装祭で南京大虐殺のあれやってきましたとてもおもしろかったです
また支那人がいたらやりたいですね
日本社会がこういう醜悪な行為を曖昧に見過ごしてきた結果が今なのだろう。
ところで、この手のバカウヨは「南京大虐殺」といえば「なかった」と言うに決まっているのだが、一方でこんな真似を楽しんでやれるのはどういうことなのか?
本当に虐殺行為などなかったと信じているならこんな真似は思いつかないはずだし、逆に事件の真相を正確に理解しているなら、いくら旧日本軍が好きな軍事マニアでもこんな行為は恥ずかしくてできないはずだ。
要するに、日本軍が南京で凄惨な虐殺を行ったことにはうすうす感付いていながら、中国への差別意識から「やっていたとしても問題ない」と思っているからこそ、こんな真似を平気で楽しめるのだろう。排外主義と反知性主義に毒されたバカウヨの認識というのはその程度のものなのだ。
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