東銀座駅徒歩2分ほど。創業1949年の、68年以上続くインド料理店『ナイルレストラン』。
日本で最も古いインド料理店なのです。
全国各地からやってくるお客さんがいたり、芸能人も多く通っていたりと、とにかく大人気のお店。

2階建ての店内は、明るく色鮮やかな内装。なんだかインドへトリップしたかのような気分が味わえます。
カレーと言えば男性ファンが多いイメージですが、女性のお客さんにも人気だそう。

訪れる人のほとんどが注文するという名物「ムルギーランチ」。
"ランチ"とついていますが、ランチだけでなくディナーでも注文可能。

カレーの上に骨付きチキン、マッシュポテト、キャベツ、ターメリックライスがトッピングされています。
「ムルギーランチ」は、ルーとライスを一緒に食べるという、普通のカレーとは違った食べ方でいただきます。

まず初めに、ナイフとフォークを使って骨付きチキンの肉を全て取ります。
（時間があれば店員さんがやってくださる可能性も有り）
長時間煮込まれているチキンは、骨から身がするっと剥がれ落ちるほど、ほろほろの柔らかさ！

お肉を全て取ったら、ルー、ライス、肉、マッシュポテト、キャベツをすべて混ぜ合わせます。
マッシュポテトとキャベツにもしっかりと味付けがされているので、全体を混ぜ合わせることで野菜の甘みや旨みが均一に広がるそう。
完全自家製のルーは、自社輸入のスパイスをなんと10種類ほど使っているのだとか。

一口食べると、野菜の甘みによってややマイルドになった、ピリッとしたスパイシーな辛さが口の中いっぱいに広がります。
様々なスパイスが混ざり合い、コクの有る絶妙なバランスに。

やわらかチキンは、噛めば噛むほどスパイスによって引き立てられた肉の旨みを感じます。
ボリューミーな一品ですが、やみつきになる美味しさなので、ペロッと食べられてしまいますよ。

日本最古のインド料理店『ナイルレストラン』の、名物「ムルギーランチ」をご紹介しました。
普通のカレーとは違った独特な食べ方でいただく一品。スパイシーでコク深い味わいに、やみつきになること間違いなし。ぜひ一度体験してみては？