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松坂、大声援!!3万1282人「感謝」 本拠地デビュー

2018年3月5日 紙面から

中日-楽天 1回表、力投する松坂(中森麻未撮影)=ナゴヤドームで

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 完全復活への歩みは止めない。中日・松坂大輔投手(37)が4日、楽天戦(ナゴヤドーム)でオープン戦&本拠地初登板。2イニング2安打2失点だったが、背番号99は「久しぶりに公式戦さながらの雰囲気で投げさせてもらった」と振り返った。3万1282人の観衆が見守る中、移籍後最速の144キロを計測。次回は3~4イニングを投げる予定だ。

 その名前がコールされると、球場のボルテージが一気に高まった。真っさらな本拠地初マウンド。予定していた2イニングを投げ切り、幾多の修羅場をくぐり抜けた松坂も、安堵(あんど)感を漂わせ口を開いた。

 「これだけ多くの人に来てもらって、公式戦さながらの雰囲気を味わわせてもらって、本当に感謝している」

 収穫と課題が交錯した。1回1死からペゲーロへの6球目で移籍後最速の144キロを計測。2回はボール先行した場面でも「いい球を投げられていた」とカウントを整えた。しかし、落とし穴が待っていたのは2回2死三塁の場面だ。「一番投げちゃいけないボール」。スライダーで空振りを取る狙いが甘く入り、アマダーに右中間スタンドに運ばれた。

 独自のスタイルを貫いた。試合前の全体練習には参加せず、ベンチ裏で最終調整。「登板日は自分のペースで動いていいということだったので、自分で決めた時間で動いた」。“オレ流調整”を終え、グラウンドに現れたのはプレーボールの約45分前。その後はダッシュや遠投で試合に備えた。「球が暴れそう」と状態を察知し、予定したワインドアップを直前になって封印。セットポジションに切り替え全31球、腕を振った。

 他の球場より高く、硬く感じる投手もいるナゴヤドームのマウンドも問題なしだ。「硬くて投げやすいマウンドだったイメージはあるけど、そのまんまだった。悪いイメージは全然ない。立浪さんのホームランぐらいですね」。04年の日本シリーズ第2戦。立浪和義(現本紙評論家)に同点3ランを被弾した“自虐ネタ”で笑いを誘った。

 

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