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日本のワインも負けてない?日本ワインの魅力に迫る!


前回は、ニューワールドと呼ばれる土地のうち、オーストラリア、チリ、南アフリカのワインを紹介しました。いずれも、個性的ながら、コストパフォーマンスの高いワインを生み出す国で、日本でもよく輸入され、飲まれているワインになります。

さて、ここまで、海外のワインを紹介してきましたが、今回は、日本のワインについて紹介します。日本でも、ちゃんとワインは作られています。日本ワインならではの特徴や、日本ワインの歴史、おススメ日本ワインなどについて、紹介していきましょう。
 

ワインの世界における日本の位置づけとは?

まず、ワインの世界において、日本はどれくらいの位置に位置付けられているのでしょうか。

少し古い資料にはなりますが、2013年のデータによると、日本は生産量ベースでは第24位だそうです。しかしながら、5年ほど前から、日本のワインが注目されています。日本のワインがよく国際コンペティションに出るようになったり、海外の評論家の間で飲まれるようになったことがきっかけだそうです。

出典:GRACE WINE 「GRACE EXTRA BRUT」
http://www.grace-wine.com/

 
2016年には、「グレイス エクストラ ブリュット 2011」と呼ばれる日本のスパークリングワインが、英国のワイン雑誌が主催する世界最大級のワインコンクールでアジア初のプラチナ賞を受賞するなど、着実に日本ワインの評価は上がっているといえるでしょう。
 

日本のワイン史

そんな日本ワインですが、日本でワインが製造されたのは、140年ほど前と、その歴史は意外と浅いのです。
 

黎明期

明治7年に、当時からブドウの栽培が盛んだった山梨県の山田宥教、詫間憲久の2名が、書物や来日外国人から教えられた知識をもとに、ワインの醸造を試みたことが初めだと言われています。

その後、明治10年に、土屋龍憲と高野正誠の2人が、ワインを学びにフランスに留学し、帰国後、宮崎光太郎を加えた3人で、日本で最初のワイン会社である「大日本山梨葡萄酒会社」を立ち上げたことが、本格的なワイン醸造の始まりとされています。
 

揺籃期

明治政府が、殖産興業政策の一環として、ぶどう栽培・ワイン醸造の振興策を行うなど、日本での醸造は広まっていきました。政府がヨーロッパ、アメリカからぶどう苗木を輸入し、山梨県をはじめ各地でブドウ栽培とワイン醸造を勧めていったのです。

原料として使用されていた
当時は、日本人には本格的なワインの味は受け入れられなかったため、甘味果実酒の原料としてワインが使われていたそうです。今だと、あまり考えられない話ですね。

 

発展期

第二次世界大戦を経て、日本でも、テーブルワインの消費が始まりました。特に、東京オリンピックを機に、ワインの認知とテーブルワインの消費が広がりました。大阪万国博覧会のタイミングで、第一回ワインブームが起きたり、日本人の食生活の洋風化も後押しして、昭和50年にはワインの消費量は甘味果実酒を上回りました。

昭和53年の1,000円ワインブーム、昭和56年の一升瓶ワインブーム、昭和62年ボージョレヌーヴォーのブームなど、様々なブームを通じてワインの消費量は拡大していきます。しかし、ワインの味わいは、お世辞にも一流の味とは呼べず、大量生産したテーブルワインが大半を占めていました。
 

現在は?

しかしながら、近年では、平成15年から開催されている日本ワインコンクールなど、様々なコンクールも増えてきたことから、日本ワインの品質にもはっきりとした向上が見られます。生産者が凌ぎを削り、品質のいいワインを作ろうとしており、中には海外のコンクールで金賞を受賞するなど、世界の一流ワインに負けない品質のものが出てきました。

現在も、新規ワイナリーの設立や、新しいワインの醸造が進んでおり、今まさに、日本のワインは進化中であると言えるでしょう。
 

日本ワインで使われるブドウは?

世界では、イタリアのサンジョベーゼやトレッビアーノのように、各国地場のブドウがあり、それがよくワインに使われていました。日本では、どのようなブドウがあるのでしょうか。代表的なものを紹介します。
 

甲州

出典:勝沼醸造株式会社
http://www.katsunuma-winery.com/

 
甲州は、日本を代表するワイン用ブドウの固有品種と言えるでしょう。

甲州は、日本のブドウの中でも伝統品種であり、1000年以上にわたって栽培されていたと言われています。甲府盆地の勝沼で栽培が始まったとされる甲州ブドウは、ヨーロッパが起源で、シルクロードを通って日本に来たと言われています。

奈良時代の高僧である行基が修業中、ブドウの樹を発見し、これを薬草として育て、村人にも広めた結果、それが甲州となったという説と、勝沼の雨宮勘解由説という人が発見した、という説があるそうです。

甲州は果皮が赤みを帯びた白色で、白ワイン用の品種として使われます。甲州で作られたワインは、鉄分が少なく軽くて繊細なワインのため、特に生魚との相性が良いそうです。

2010年には、国際ブドウ・ワイン機構に、日本で初めて固有品種として登録され、EU諸国にワインを輸出する際に、甲州という品種名を記載できるようになりました。 主に栽培されているのは山梨で、栽培面積の約90%を占めていますが、ここ数年は大阪や山形でも栽培されています。
 

マスカットベリーA

マスカットベリーAは、「日本のワインの父」とも呼ばれる川上善兵衛によって生み出された品種です。ベリーというと、ストロベリーやラズベリーを想像してしまいますが、実は、アメリカのラブルスカ種「ベーリー」とヨーロッパのヴィニフェラ種「マスカット・ハンブルグ」を交配したことからつけられています。

食用のマスカットとは異なり、赤身がかかった色をしています。日本の赤ワイン用の品種のとして多くの地域で栽培されており、その範囲は東北地方から九州地方まで広がっています。 2013年には、甲州に次いで国際ブドウ・ワイン機構にワイン用ブドウ品種として登録されるなど、世界でも認められた品種になります。

マスカットベリーAで造られたワインは、とにかく渋味が少なくて優しい赤ワインが多い。酸味は控えめでフルーティーなため、ワインが飲み慣れていない方でも飲みやすいと言われています。
 

コンコード

コンコードは、アメリカ原産のブドウの一種であるラブルスカ種の栽培品種のひとつです。アメリカでは主にニューヨーク州で栽培されています。日本では、明治初期から栽培が始まり、長野県や山形県で栽培されています。

コンコードは、葡萄ジュースのような甘ったるい果物の香りなので、主にジュースやジャムで使われてきた品種ですが、最近は技術の発達により、ワインでの使用が右肩上がりに増加しています。ワインにすると非常に軽やかな、渋味の少ない、フルーティーなワインになるのが特徴です。
 

ナイアガラ

ナイアガラはコンコードとキャサディを掛け合わせた白ワイン用の交雑種です。1872年にアメリカのニューヨークで生み出された品種であり、日本には1893年頃にマスカットベリーAの生みの親である川上善兵衛によって輸入されました。現在は主に長野県、北海道、山形県、青森県等で栽培されています。

ナイアガラは主に長野県、北海道、山形県、青森県などで栽培されています。生食向けはもちろんですが、ワインやジュースの原料として利用されることが多いのも特徴的です。ナイアガラは中粒の白ぶどうで、芳香ブドウと呼ばれるほど、華やかな香りが特徴です。ナイアガラで作ったワインは、独特の香りが際立ち、ぶどうを丸ごとジュースにしたようなフレッシュさが感じられるワインに仕上がります。
 

キャンベルアーリー

キャンベルアーリーは1892年にアメリカで生まれた品種で、日本には、川上善兵衛が1897年に持ち込んだと言われている品種です。キャンベルやキャンベルスとも呼ばれており、日本では主に北海道、岩手県、青森県など、寒い地域を中心に生産されています。

キャンベルアーリーは、生食用でもおいしく、ジューシーな果実味と甘みが特徴です。ワインに使用するとイチゴやベリーの香りが鮮烈に香るワインに仕上がります。

他にもシャルドネやピノノワール等、様々な種類のブドウが栽培されており、そのブドウを原料としてワインが作られています。日本は、他のニューワールドと異なり、アメリカから来た品種が多いことが特徴と言えるでしょう。
 

デラウェア


デラウェアは、食べたことがある人も多いのではないでしょうか。デラウェアは明治時代にアメリカから日本に伝わり、明治のはじめに山梨県で本格的な栽培が始まった品種になります。今は山形県が主な栽培地ですが、北海道から九州まで、広範囲にわたって栽培されています。生食のイメージが強いですが、ワインに仕込まれる量は日本で4番目に多いと言われています。

白ワイン用の品種として使われ、デラウェアで作られたワインは、ブドウ本来の爽やかな酸味とフルーティーな果実味が特徴的です。最近では、デラウェアを使ったスパークリング「デラスパ」がプチブームになりました。

 

日本ワインと国産ワインは違う?

「日本ワイン」と「国産ワイン」は、似ているようで、実はまったく違うということをご存じでしょうか。

「国産ワイン」とは、日本で作られたワインを指します。しかし、かつて、日本で作られたワインの多くは、日本で収穫されたブドウだけでなく、海外から輸入したブドウや濃縮果汁を加えて、ワインを作っていたのです。これは、当時は日本ではなかなかワイン用のブドウが栽培できなかったことが背景としてありました。

これに対して「日本ワイン」とは、100%国産ぶどうを用いて、日本で造られたワインのことを指します。国産ワインと、日本ワインの線引きは、日本ワインを愛する会の会長であった、山本氏が、2003年に出版した「日本のワイン」という書籍で発表したことが始まりといわれています。

2018年の10月からは、「日本で収穫されたぶどうに、海外から輸入したぶどうや濃縮果汁を加えたものを国産ワイン、100%国産ぶどうを用いて日本で造られたワインを日本ワインと呼ぶ」というルールを国税庁が策定するなど、国産ワインと日本ワインは明確に分けられるようになりました。

 

日本ワインの主な産地と、おススメワインを紹介

日本のワインといえば、山梨県が有名ですが、実は、各所でワインが作られています。代表的な地域と、おススメワインを紹介します。

ちなみに、県別のワインの生産量は、1位が神奈川、2位が栃木となっています。不思議に思う方がいるかもしれませんが、これは、ワインの大手メーカーである、メルシャンとサントリーが、それぞれ工場を神奈川、栃木に構えているからです。
 

日本を代表するブドウ産地!山梨県のワイン

まずは山梨から紹介しましょう。山梨は日本を代表するブドウ産地であると同様に、日本ワインの産地としてもよく知られています。特に、勝沼や甲州には多くのワイナリーがあり、秋になると、ブドウ狩りやワイナリー巡りの人たちで賑わいを見せます。
 

中央葡萄酒 キュヴェ三澤 明野甲州

出典:GRACE WINE 「キュヴェ三澤 明野甲州」
http://www.grace-wine.com/

 
中央葡萄酒は、日本のワインを世界に広めた立役者といっても過言ではないでしょう。日本固有の甲州を用いたワインを世界に向けて発信し、コンクールや評価誌において数々の賞を受賞し、世界からの評価も高い、日本を代表するワイナリーです。

勝沼に1923年に創業した同社は、日本固有の品種にこだわり、食中酒として楽しめる「日本ワイン」の確立を目指して、日々ワイン作りに取り組んでいるワイナリーです。特にブドウ栽培に力を入れており、山梨県の勝沼、明野、北海道の余市に畑を所有し、それぞれのテロワールに適したブドウ栽培を行っています。

また、ナチュラルなワイン造りを信条としており、甲州ならではのクリーンな味わいと旨みを引き出しており、特に辛口の白ワインは、国内のみならず、国際コンクールでも多数の受賞歴を誇ります。

その中でも、キュヴェ三澤 明野甲州は、社主である三澤茂計氏が、ブドウ栽培から、徹底した選果・管理を行い、また、丁寧な醸造を含め、とことんこだわった特別限定醸造のフラッグシップワインであり、その味わいは世界でも高い評価を得ています。
 

キスヴィンワイナリー 甲州レゼルヴ

出典:amazon 「キスヴィン甲州レゼルヴ」
https://www.amazon.co.jp/

 
キスヴィンワイナリーは、自社畑約5ha、従業員5人と小規模のワイナリーです。創業も2013年と新しく、もともと生食用のブドウを栽培していましたが、代表の荻原康弘氏の代に、ワイン用ブドウの栽培を開始。当初は地元のワイナリーにブドウを販売していましたが、その品質が認められ、自社でもワイン作りを開始したことがきっかけです。

しかしながら、並々ならぬこだわりによってワインを生み出し、注目を集めています。そのワインは都内の三ッ星レストランやラグジュアリーホテルなどで採用されるなど、プロ中のプロ達に認められており、2017年には世界最優秀ソムリエにも輝いたマスター・オブ・ワインのジェラール氏もワイナリーを訪れたほどです。2013年にワイン醸造をスタートさせてからわずか数年で多くのプロフェッショナル、ワイン愛好家を虜にしています。

キスヴィンワイナリーの特筆すべき点は、なんと言ってもブドウのクオリティの高さです。甲州の場合、ひと房づつ手作業で雨除けの笠掛けが行われるなど、驚くほどの手間がかけてブドウを栽培しています。この雨除けによって、湿気や日当りを避けることができるため、苦みのない、完熟したブドウを収穫できることが特徴です。

そんな甲州を使った上級ワインが、甲州レゼルヴです。秋の終盤に収穫され、しっかり熟成された甲州の良質な果汁を、3ヵ月の樽熟成を経て、長期熟成型に仕上げたワインになります。熟成前・熟成後両方を楽しめるワインになります。比較的リーズナブルであり、人気が出ても、値段を変えない姿勢も評価されています。
 

山形県のワインを紹介!

山形も、東北の冷涼な気候を生かし、ブドウ栽培、ワイン作りが盛んにおこなわれています。

高畠ワイナリー 高畠クラシック マスカットベリーA

出典:高畠ワイナリー 「高畠クラシック マスカット・ベリーAブラッシュ」
https://www.takahata-winery.jp/

 
山形、いや、東北を代表するワイナリーとして知られているのが、この高畠ワイナリーです。アメリカのナパヴァレーやギリシャと同じ北緯38度の高畠町高畠は、明治時代からブドウを栽培しているなど、早くからワイン作りが行われていました。高畠ワイナリーは、そんな「高畠」の名前のワインで、世界に胸を張れるワインを作りたいとの思いから、1990年に創業されたワイナリーです。

50軒ほどの契約栽培農家から、良質なブドウを仕入れており、また、ワイナリーでも、欧州系ブドウに特化して、ブドウ栽培が実施されています。ブドウ栽培に重きおき、土壌改良やナイトハーベストなどを行うなど、試行錯誤を日々行うなど、その意欲の高さは目をみはるものがあります。

その高畠ワインを代表する一本がこちらのクラシックシリーズです。ブドウ本来の果実味を表現したシリーズになり、日本を代表するブドウ品種のひとつであるマスカットベリーAと国際品種のメルロをブレンドして造られています。こちらも1000円代と、値ごろ感がありながらも、その味わいの深さはコンクール等でも高い評価を得ています。
 

宮崎県のワイン

宮崎は、九州で、暑くて湿気も多いイメージですが、そんな九州にも、実力派のワイナリーがあります。

都農ワイン シャルドネ・エステート

出典:amazon 「都農ワイン シャルドネ エステート」
https://www.amazon.co.jp/

 

都農ワインは、宮崎県の都農にある、宮崎平野を一望する標高150mの高台である牧内台地にあるワイナリーになります。降雨量は非常に多いことから、当初はブドウ栽培には向かない土地と言われていましたが、排水対策や防風林の植樹、ビニールトンネルを使った栽培、棚作りの工夫など、多くの努力によって、ワインを作ってきました。

もともと日照量は、全国でも随一の多さを誇っていたため、その良さをいかしつつ、弱点を克服することで、日本ワインとは思えない程、しっかりとした果実味をもつワインが生み出されるようになりました。

そのワインは世界でも高く評価されるようになり、ソムリエのバイブルと言われる「ザ・ワールド・アトラス・オブ・ワイン」でも、2007年に「亜熱帯気候である九州でもワインが作られている。都農ワインでは、マスカットベリーAやキャンベルアーリーといった品種を使用し、良質なワインを作ることに成功している。」と、驚きと称賛の意を込めた文面で紹介されるほどになりました。

その代表作がシャルドネ・エステートです。自社農園で栽培したシャルドネのみを樽発酵させ、熟成させた本格派で、澱と共に熟成させることで、よりコクと複雑味のある味わいが生まれるのが特徴です。日本人ソムリエとして最も有名な1人である田崎真也氏も、「フランスのシャルドネワインと比べても全く遜色ないほどの味わいで世界的に見ても高いレベルになってきた。」と、都農ワインを絶賛しています。
 

富山県のワイン

富山県も、あまりワイン作りでは馴染みがないかもしれません。しかし、そんな富山の郊外に今最も注目されていると言っても過言ではないワイナリーが存在します。

SAYSFARM オジコ・シャルドネ

SAYSFARMは、能登半島の付け根の位置にある、ぶり漁で有名な氷見の海を見おろす小高い丘に、今から数年前にできたワイナリーです。ワイナリーといっても、レストラン・カフェ・ギャラリー・ショップ・ゲストハウスも併設した、今までのワイナリーとは異なる、体験型農園といえるでしょう。まだ若いワイナリーですが、ロケーションと、100%自家原料にこだわる志に、ファンが着々と増えています。

もともと休耕地を活用した畑でブドウを栽培しており、また、ドメーヌとして、100%自社のブドウのみを用いて、ワインを生産しています。「この土地が生み出す、この土地らしい。この土地でしか出来ないワイン造り。」と言う理念のもと、「北陸が生む美しいワイン造り」を目指すワイナリーです。

中でもシャルドネが有名で、通常のシャルドネとは別に、「オジコ・シャルドネ」という銘柄も人気があります。オジコは「弟」という意味で、セカンドワインではなく、シャルドネとは全く違う個性のある、愛すべきワインという意味でつけられたそうです。

販売店、飲食店での提供も極めて少なく、売り切れ続出のワインですが、クラブ会員制度など、独自のユニークな取り組みをしていることでも知られています。
 

まとめ

日本のワインは、歴史は140年あまりと、世界的に見れば浅く、生産量も24位と多くはないですが、近年、国際コンクールで賞を受賞するなど、そのプレゼンスは急上昇しています。

日本のブドウ品種といえば、甲州です。その他にもマスカットベリーAなど、日本独自の品種もあります。一般的に、日本ワインは、日本で栽培されたブドウだけで作ったワイン、国産ワインは日本で製造されたワイン、と異なることに注意しましょう。

北は北海道から、南は九州まで、様々なエリアで個性豊かなワインを作っています。欧州のワインに比べて、税金もかからず、比較的安価に飲めることがおおく、また、日本人になじみやすい、すっきりしたワインが多いことから、初めてワインを飲む人にもおススメのワインと言えるでしょう。