どうも、トリスタン来ませんでした。よるとりです。
以前から常々ツイッターをやっていて思うことがあるんです。
「FGOはFateだからやってるだけ」「Fateじゃなかったらこんなに流行ってない」「Fateならなんでも流行る」
………本当にそうか!??!?!
こういう発言を見る度に、本当にFateならなんでも流行るのか??????と疑問に思っていました。では、なぜそう思うのかと言うと、Fateで流行らなかったゲームがあったからです。今回はその話をしてきたいと思います。
タイトルにもあるけれど完全にネクエンというゲームをプレイしてたインターネット老人会です。でもプレイしたこと無い人向けに頑張って書くから読んで(必死)
「Fate/next encounter」というゲーム
2016年に行われた第一回ユーザーアンケートの結果でSNをプレイしたユーザーが1割しかいないという事実は昨年2017年秋に発売された「TYPE-MOONの軌跡」で語られてから、そこそこ周知の事実になっているかと思います。
で、2018年の第ニ回ユーザーアンケートの行われた時期からざっくり換算して、SNをプレイした人間は今現在のFGOユーザーの中で0.04~0.05%というのがわかります。衝撃的。
この数字から四捨五入するとFGOの99.95%がざっくばらんに言って過去作をプレイしたことが無い人間と仮定すると、ソフト化されている作品はまだしもそれがなされていないゲームは知らない人は多いのでは無いのかなと。
ソフト化されない…つまりソーシャルゲームに他ならないわけで。FGOももし仮に今サービス終了したら、せいぜいYouTubeに上げられてる動画や静止画しか残らないわけで…話を戻します。
そういった経緯からFateの名前を冠した初めてのソーシャルゲームなのに、そんなにヒットはせずほぼ忘れ去られているゲーム。それが「Fate/next encounter(フェイト/ネクストエンカウンター)」です。以下ネクエン。
本当にあったの?お前の妄想じゃない?って言われそうだから証拠となるものを交えつつ進めます。妄想じゃないんですよ。
運営会社はストラテジーアンドパートナーズ。他にも進撃の巨人とか、まどマギのソシャゲもやってました。モバゲー版が2012年8月9日からサービス開始して追ってグリー版が開始、その後2015年4月16日にサービス終了するまで、約980日の間サービスが提供されていました。
余談ですがFGOは2015年7月30日にアンドロイド版リリースで、本来の予定は2014年冬にリリース予定だったので開発が遅れなければサービス提供期間が被ってた可能性もあるんですよね…。ちなみにFGOは2018年3月4日現在、948日目なのでなんとサービス提供期間はまだネクエンのほうが上です。あと一ヶ月弱で追い抜くんだけどな。
一体どういうゲームなの
Fate/zeroが2011年秋、及び2012年春にアニメ化され大ヒットしたのでソシャゲ化しました、Fate/zeroのソシャゲです。いわゆるカードを集め、デッキを作るカード型ソシャゲです。今はめっきり見ませんが、当時はモバマス等々結構見る作りのゲームでしたね。
マスターの種類のカードと、サーヴァントの種類のカード。この二種類のカードを「契約」という合成処理を行って、契約済みのカードを作ります。大幅にステータスやスキルがアップするので、基本的にカードは契約をさせないとお話になりません。
そして特筆すべきは、本来であればマスターとサーヴァントは限定されるはず(ケイネスとディルムッド、切嗣とセイバーなど)なんですがこのゲームでは多少のカード種別制限はありますが自由にサーヴァントとマスターを組み合わせられる
これとこれがこうなる。
レアリティはゲーム開始時点ではノーマル、レア、スーパーレア、ウルトラレア、レジェンド。後に上位レアリティーのミソロジーも実装されました。確率は覚えてない…。
こんな組み合わせもあった。カードによってどのカードと契約できるか決まってるけど、かなり自由に契約が出来る。
右上にあるマークはモバマスにおけるキュートパッションクールみたいな属性で、FGOでは派閥と呼ぶ「理法」「儀礼」「覇道」の三種類です。
zeroのアニメか原作に触れた人間ならわかると思うが別にどの単語も原作で出てくる単語では全く無い。
それなのにチュートリアルを始めるとアイリさんが「魔術師は派閥に所属するのよ!好きな派閥を選んでね!」なんて言うのだから、カンのいい人なら監修されてなさを感じて離れるというものである。ああ無情。
キャラごとに大まかに属性分けされていて、理法はギル様や言峰や切嗣、覇道はランスロットやイスカンダル、儀礼はセイバーやケイネスなんて分け方もあったのですが、先述の契約を行うと基本的に属性がマスターの属性になるので「セイバーがいるから儀礼にしよ!!」と儀礼を選んだ私はケイネスと時臣がマスターのカードばかり使うことになりました。うーんこの。
けれど凡百のクソゲーなら一応1000日近くサービスしてなかったので、このゲームなりの魅力もあったんですよ。それについては後述します。
ゲーム開始当初はノーマルからレジェンドまで、殆どアニメの絵をレタッチしてちょっとかっこよくしただけとかでした。正直ショボい。
そんでもってマスターとサーヴァントのガチャが課金ガチャとそうでないガチャで別れており、サーヴァントは基本的に課金ガチャからしか出ませんでした。
更にレジェンドカードの中でもEXレジェンドという種類もあり、このEXレジェンドは契約する必要性がなくそのまま使うカードです。イベントとかで配られましたが正直、そんな強い印象が無い…。
最初期のレジェンドカード。これも一応描き下ろし…だった気がする。
少しずつ増え始める描き下ろしとSNコラボ
だんだんと版権絵のストックが無くなって来たからか、ufotableご謹製の描き下ろし絵が増えて来ます。
当時特にこのギルガメッシュと切嗣のカードがかっこよくて人気だった気がします。
時期がちょうどレアルタvita版の発売時期と重なったのでSNのカードも出ました。
こんな感じのカードの他、
ufotable描き下ろしの4次×5次カードなんかも登場しました。このカード、やってた人ならもはや共通概念だと思うんですがものすごくカード人気が凄くて上位レアリティが実装されても物凄い回復薬の数でトレードされていました。
zero自体、コミケ用の描き下ろしなどもあって正直どれが本当にソシャゲ用の描き下ろしなのかわからない…。描き下ろし画像中心の掲載記事もそのうち作りたいですね。
ミソロジーの実装、アップデート
ミソロジーというレジェンドの上位レアリティがだいたい一周年後くらいからだいぶ景気がよくほぼすべてのカードが描き下ろしになりました。めっちゃ豪華。
私がセイバー推しなので残してる画像が殆どセイバーなんですが…
待受画像とかも配ってたんやで。
さっきからもはや絵の話しかしてないんですけどはい!ぶっちゃけます!描き下ろし以外は魅力無い、正直面白くないゲームでした!!はい!
だからまあ、やったけどすぐ離れた人とかそもそもやってない人が多いのは当然なんですよね。でも、それってつまりFateの看板以外の価値はFGOにあるから、時代が違うとは言えFateならなんでも売れるってのは違うことに他ならないはずなんですよ。ね。
なのでネクエン触ってない人にそういうことを言わないで欲しい。Fateだからあとセイバーが出るからポチポチカードゲームやってたんだぞこちとら。ちゃんとFGOはネクエンと違ってきのこの話があるからっていうならそう言え!!
ちなみにFateの買い切りADVアプリなんてのもiOS限定である。多分知ってる人ほぼいない。
で、この描き下ろしカードの数々。マジで上のですら氷山の一角なんですが、これらの画像、紙媒体の画集などへの再掲、一切ありません!!!!!!!!!
メッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チャもったいなくないですか???ちなみにwikiもほぼ機能していないので、描き下ろし画像探すのほぼ無理なんですよ・・・・・・・・
これはお願いなんですが恐らくとしてFateというシリーズが今世紀最高に流行ってる今を逃したら商品化の機会、おそらくほぼ無くなってしまうので、アニプレックス及びufotableに出してくれ買うから!!というご意見を是非バシバシ送って欲しいわけですね。
一部描き下ろし画像は公式ツイッターのメディア欄からも見れるぞ!
FGOやりながらたまにネクエンくんを思い出してください。
プレイしてた人、よかったら私とインターネット老人会してくれ。頼む。あと画集、ほんと頼む。買うので出して下さい…