3月。。。。花粉が猛威を振るう季節になりましたね。
卒業・入学・転職・退職・仕事納めなど多くの方は、忙しい毎日を送っている思います。かくいう私も、来期に向けて大忙しです。その中で邪魔をするものが
「花粉」
です。僕は幼少期から悩まされています。高校受験の時、花粉やられて集中できず失敗した経験があり、高校生の頃から「レーザー治療」を取り入れ、鼻の粘膜を焼いて反応しないようにしています。
最初の数週間は出血や腫れで大変ですが、それが収まれば数年は楽に生活が出来ます。週末渋谷に行った際、風邪が強く、花粉の影響か、多くの方が目をこすり、くしゃみをしているか、マスクをしている人も多く現在は日本の国民病の1つといわれるほどです。
そこで 人生100年時代 といわれる今日このごろ。花粉と上手く付き合う為に、
今回は「花粉」についてまとめてみます。
まずは2018年の花粉情報
- 関東の一部で1月23日に飛散開始
- 東日本・西日本の気温は2月下旬から3月は平年並みか高い見込み
- 晴れて暖かい日は花粉の飛散に注意が必要
今年の花粉の飛散数は、前年の夏の気象条件が大きく影響します。前年夏の気象条件より、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。東北は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍となる予想らしいです。
① 晴れて、気温がグッと上がる日
② 空気が乾燥していて風が強い日
③ 雨上がりの翌日や、気温の高い日が数日続いたあと
などの日には花粉に注意が必要なようです。
花粉症を引き起こす花粉について
花粉症を引き起こす植物は60種以上が報告されている。また春先に大量に飛散するスギの花粉が原因であるものが多いが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなど他の植物の花粉によるアレルギーを持つ人も多くいる。
花粉少ない品種は10%強しか植えられていない
花粉症被害の増加を受け、近年は花粉を少なくする品種が開発されているが、13年度ではわずか201万本で、全体の12.7%にとどまっている。一般のスギに比べて花粉量が1%以下の少花粉品種は130種類以上、無花粉のものは2種類が開発されているにもかかわらずだ。
スギは毎年1600万本も植えられている 花粉症が今や「国民病」といわれているのに : J-CASTニュース
日本における花粉症の主原因「スギ花粉」
スギが大きな要因だということが上げられます。
それは①育てやすい②成長が早い③建築資材のニーズが高い(真っ直ぐ育つ)④戦後、
国が積極的に造林していたそうです。国内の木材価格の低迷により林業従事者は採算上厳しい立場に置かれました。木材は高値で売れず、伐採やその後の植林にもコストがかかるため、放置された挙句に花粉を増大させているスギは少なくないそうです。
戦後の負の遺産ということでしょうか。
それでも植える大量のスギ
2013年とだいぶ前ですが、植林されたスギの苗木は1581万本とされ、
毎年植え続けられている模様です。その為、今後も花粉が飛ばないということはないでしょう。
なんで国はスギを植えるの?
樹齢50年までは他の樹木(ヒノキ・クヌギ等)よりも光合成による二酸化炭素吸収力が圧倒的に優れており、国としても、公益性の面から「スギ」を重宝しているということらしいです。
少しまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
花粉は悩ましい問題です。もう早くなくなってほしいです。
しかし国の利益や、林業の業界、建築関係の利害関係が複雑に結びついており、
解決にはまだまださきになるというのが現状ではないでしょうか。
各々の症状を少しでも減らすべく、改善に持ち込むことが今できることだと思います。
次回は花粉症対策についてまとめてみます。
ありがとうございました。