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忙しさなんて関係なし。歴代アメリカ大統領が意識的にしていたワークアウトとは?

忙しさなんて関係なし。歴代アメリカ大統領が意識的にしていたワークアウトとは?
Image: Michael Schober/Shutterstock.com

今日は歴代のアメリカ大統領がどのようなワークアウトをしていたか見ていきたいと思います。

バラク・オバマはバスケットボールをしていました。ビル・クリントンとブッシュ父子はランニングに出かけるのが好きでした。ドナルド・トランプさえ、ゴルフをする時間を見つけています。では、もっと古い時代の歴代のアメリカ大統領たちは、どうしていたのでしょうか。

早起きして水泳する

第6代アメリカ合衆国大統領ジョン・クィンシー・アダムズは、早朝の散歩を習慣にしていましたが、泳ぐのが好きで、天気が良ければポトマック川で裸で泳いだそうです。

ボクシングを習う

第26代大統領のセオドル・ルーズベルトは、大統領在任中は毎日午後に2、3時間エクササイズの時間を持つよう心がけていました。彼はホワイトハウスにレスリング用のマットを持ちこみ、さまざまな格闘家を招いてスパーリングをしたり、ボクシング、レスリング、柔道の練習をしていました。

野山を歩く

第27代大統領のウィリアム・ハワード・タフトは体重が320ポンド(約145kg)もあり、歴代アメリカ大統領の中で一番身体が大きかったようですが、聞くところによれば、頑健でアウトドアが好きだったとか。作家であり植物学者でもあったジョン・ミューア氏と共に4マイル(約6.5㎞)も山歩きをするときは、馬に乗って同行していた人たちより歩く速度が速かったそうです(タフト氏は馬に乗るには体重が重すぎたのです)。他に、ゴルフ、テニス、ローイングも楽しんでいたそうです。

フーバーボールをする

これは、第31代大統領ハーバート・フーバーの主治医だったジョエル・ブーン氏が大統領のために考案したゲームです。基本的にはバレーボールと同じですが、重さが6ポンド(2.7kg)もあるメディシン・ボール(筋トレやリハビリに使用される重量が重いボール)を使うので、ボールを受けると「うっ」と声が出そうです。

上半身を強化する

フランクリン・ルーズベルトは子ども時代にポリオになったせいで、両足が弱かったのですが、腕、胸、肩、背中を鍛えるワークアウトには余念がありませんでした。

せめて散歩に出かける

第34代大統領ハリー・トルーマンは毎日1マイル半(約1.5㎞)、正確に120歩毎秒の速度で歩いていました。なぜ彼はこのようなワークアウトをしたのでしょうか。本人は次のように説明しています。

年配の人の中には、自分はテニスだろうがハンドボールだろうが何でもできることを示そうとする目立ちたがり屋もいます。でも、そんなことをして、たまに心臓発作で突然死する人もいます。だから、自分にはそういうやり方は向かないと思います。


Image: Michael Schober/Shutterstock.com

Source: USA Today, Runner's World, CNN, Business Insider, The Postgame, Doctor Zebra, Wikipedia, NPR, Truman Library

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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