漫画を無断でインターネットに公開する「海賊版サイト」をめぐる問題が深刻化している。同問題に警鐘を鳴らしてきた「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などの人気漫画家、赤松健さんに、これらのサイトが、どのような影響をもたらすのかを聞いた。
――海賊版サイトがはびこっているが
「駄目に決まっています。モラル面でアウトだし、(収益の大きい)新刊の売り上げが明らかに減る傾向にあります」
「漫画家は、そもそも連載を獲得するまでが大変です。例えば、『ラブひな』も、編集者との打ち合わせやネーム作業などで掲載までに1年かかりました。1話が載るまでお金は発生しないし、単行本が出るまでに諸経費もかさみます」
「私の最新作『UQ HOLDER!』の場合、(単行本の)発売翌日にネットにアップされました。あんまりですよ……。漫画家にとって漫画は、わが子みたいなもの。子供がどこかに売られるような感覚を覚える人も多いようですね」
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