厚生労働省は29日、同省東北厚生局が2007年に情報公開法に基づき開示した行政文書について、一部を削除していたと発表した。開示請求は同局が06年に福島県内の医療専門学校の授業内容について調査した結果などで、開示請求のあった決裁文書と異なる文書も開示しており、同省は当時の情報公開の担当係長を1カ月の減給処分(10分の1)にした。
同省によると、この担当係長は同局が医療専門学校を調査した当時の担当者。後任が体調を崩して休みがちだったため、請求のあった開示文書の特定作業も行ったという。
厚生労働省は29日、同省東北厚生局が2007年に情報公開法に基づき開示した行政文書について、一部を削除していたと発表した。開示請求は同局が06年に福島県内の医療専門学校の授業内容について調査した結果などで、開示請求のあった決裁文書と異なる文書も開示しており、同省は当時の情報公開の担当係長を1カ月の減給処分(10分の1)にした。
同省によると、この担当係長は同局が医療専門学校を調査した当時の担当者。後任が体調を崩して休みがちだったため、請求のあった開示文書の特定作業も行ったという。