1%er(ワンパーセンター)と言う言葉、「WILD ONE」とホリスター暴動 |
オールドスクールアウトローを気取るんなら、知っておかなければいけない言葉です。
もし自分が、世の中のほかの奴と少し違っていると感じてるとしたら、、、
OK!!あなたも俺と同じ、、1%erなのかもしれません。きっとそうなんだと思います。
今日のザッツ、雑学!!では1%er(ワンパーセンター)と言う言葉について説明しようと思います!!
戦争が終わり、時間だけは持て余した若い帰還兵は戦争で学んだ機会整備の知識を生かして、または趣味のように楽しみながらジャンクヤード(スクラップ場)などから集めてきたパーツや、どこかから拝借してきたりして一台の車またはバイクを組み上げてその出来を公道でのレースで試したりするようになった。
(たぶんアメリカって車検が無いから車やバイクを組み上げて登録するとナンバーを発生させれたみたいです。)
これ、2つ前のBLOGで書いた通りです、、、コピーしたんです、、、
まーこのような背景から、、交通の治安が乱れることを危惧してかAMA(アメリカン・モーターサイクリスト・アソシエイション=アメリカバイク乗り協会ってことね)というのがオフィシャルな公道でのレースなどを運営し、事態の収拾を図ろうとしたようです。
事の発端は、、レイト40’S、、、正しくは、1947年のこと。
当時のアウトローMCの草分けとも言うべき「ピストオフ・バスターズ」や、「ブーズ・ファイターズ」などが酒を飲んで酔っ払い、ストリートで勝手にレースを始めたり、、曲芸乗りを披露したり、、赤信号を突き切ったり、、公然わいせつや、、公共の場での飲酒などの罪で逮捕者が出たりと、、、、、会場は大荒れになった。
これは、言う人によれば、、大きい騒動として、アメリカン・モーターサイクル史で最古の事件だとされている。
この事件を受けてAMAは、1948年にホリスター暴動にイメージするようなアウトローバイカーは、バイカー全体の1%ほどだと言う内容のコメントを公式に発表する。
サンフランシスコのベイエリアのMCを中心にアウトローバイカーと自覚する人たちは1%erと書かれたワッペンをつけたりジャケットに書き込んだりした。
若き日のマーロン・ブラントや、リー・マービンが出演したWILD ONE(邦題は乱暴者。読み方はアバレモノ。レンタルビデオの棚をチェックの際は、「あ」で探してみてください。)はこの、ホリスター暴動を題材として、、社会の偏見に迫る内容で書かれた作品です。
この作品は大ヒットし、社会的にも強い衝撃を与えたようです。
一部では、内容はともあれ、暴力描写が中心的に目につき教育上よくないとしたが、、、
それゆえか、今のアウトローバイカーの多くにも愛され、多くの影響を与えるにいたっている。
古いモーターサイクルが好きな方、自分がヒトと違っていると思っている人、それ以外にも俺に近い趣味の方々、、、あなたにとって今日の文章が自分に必要な知識だったと思っていただければ俺は今日これを書いてよかったです。
以前、俺が勤めていた店に1人のお客サンがやってきたときの話。
彼の肩にはAMAのワッペンが誇らしげについていました。
古い単車が好きな人なんかなぁなんて思っていました。
よく見ると、、、同時にその服には1%erと刺繍されたワッペンがつけられてました。
なんか、悲しい気持ちになりました。
そんなことどうでもいいことです。
相反するものが一緒にあることがつらいんじゃないんです。好きにすればいいんです。
でも、自分の店の客と自分が同じ価値観を共有できてないことが凄く、、さびしかったんです。
願わくは、、、
俺のつたない文章を読んでくださってる方々、
俺が知っていて、みなさんに是非知ってほしいと思ってここに書く知識の全てを俺と共有してください。
そして、間違っていたり補足説明があるとき、書き込みください。
いつかお会いした時には、、あの記事が好きだとか、、あーでもないこうでもないといいながら、、、
俺に酒の一杯でもおごってください。